河合豊彰
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河合 豊彰(かわい とよあき、1932年 - 2007年1月11日[1])は、日本の折り紙作家。
経歴
[編集]1932年、東京に生まれる[1]。「河合豊彰創作折り紙研究会」を主宰し、各地で創作折り紙の指導を行った[1]。創作おりがみはリアリティーのある作風で、「おきな」や「はんにゃ」の面などが代表作[2]。
カラーブックスの『おりがみ』『おりがみ入門』は30万部以上のベストセラーとなった[2]。
布施知子[3]、カネガエ・マリ[4]、松尾貴史[5]らに影響を与えた。
著書
[編集]- 『おりがみ集』 渡辺誠 写真 鳳山社 1964
- 『創作折り紙』 第1~第5、高橋書店 1970
- 『おりがみ』 保育社〈カラーブックス〉 1970
- 『おりがみ』 保育社〈カラーブックスデラックス版〉 1973
- 『折り紙の雛』 主婦と生活社 1973
- 『おりがみ 2 : 童話をテーマとして』 保育社〈カラーブックス〉 1974
- 『折り紙全書』 主婦と生活社 1974
- 『おりがみ入門 : 伝承から創作へ』 保育社〈カラーブックス〉 1975
- 『ファミリーおりがみ』 佼成出版社 1975
- 『伝承折り紙読本』 黎明書房〈指導者の手シリーズ〉 1975
- 『うごくおりがみ : 創作おりがみあそび』 主婦と生活社 1977.5
- 『おりがみのおもちゃ : 創作おりがみあそび』 主婦と生活社 1977.5
- 『おりがみのどうぶつ : 創作おりがみあそび』 主婦と生活社 1977.5
- 『みんなのおりがみ』 集英社〈モンキー文庫〉 1978.1
- 『創作おりがみ』 保育社〈カラーブックス〉 1979.9
- 『おりがみ』 保育社〈ジュニア図鑑〉 1981.12
- 『おりがみ歳時記 春』 保育社 1985.6
- 『おりがみ歳時記 夏』 保育社 1985.8
- 『おりがみ歳時記 秋』 保育社 1985.11
- 『おりがみ歳時記 冬』 保育社 1986.1
- 『伝承折り紙読本 新装版』 黎明書房〈指導者の手帖〉 1986.3
- 『おりがみ・あやとり百科 : 作る・遊ぶ・育つ豊かな心 ふれあい伝承あそび』 学習研究社〈学研こどもの本特選シリーズ〉 1986.11
- 『だれでも折れる伝承折り紙入門』 黎明書房〈遊びのアイディア〉 1996.2
- 『おりがみ : 基本から創作まで 復刻版』 保育社〈カラーブックス〉 2010.8
脚注
[編集]- ^ a b c “〈こころ〉の折り紙 - 春秋社 ―考える愉しさを、いつまでも”. 春秋社. 2021年7月27日閲覧。
- ^ a b “復刻版おりがみ”. 保育社. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “【ひと・こと つながる環 vol.3】 折り紙作家・布施知子さんの作品はなぜ世界を魅了するのか”. 北アルプス経済新聞 (2021年10月27日). 2022年6月6日閲覧。
- ^ “ニッケイ物語 7—ニッケイ・ルーツ:私たちの文化の足跡をたどる 世界を駆け巡りながら”. ディスカバーニッケイ (2018年10月18日). 2022年6月6日閲覧。
- ^ “もうひとつの「顔」を持つ男、「折り顔」作家・松尾貴史ができるまで”. AERAdot. (2020年9月10日). 2022年6月6日閲覧。