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河村公隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

河村 公隆(かわむら きみたか、1951年 - , Kimitaka Kawamura)は、日本の地球化学者大気化学者北海道大学名誉教授(低温科学研究所)。専門は、エアロゾル・アイスコア・堆積物の有機地球化学であり、最近は有機エアロゾルの化学的研究やその気候変動への影響評価を中心に行っている。有機地球化学会会長、大気化学会副会長、国際iCACGP副会長(International Commission on Atmospheric Chemistry and Global Pollution:大気化学および地球規模汚染委員会)等を歴任。北海道大学名誉教授。地球化学フェロー、米国地球物理学連合(AGU)フェロー、日本地球惑星科学連合(JpGU)フェロー。Co-Editor of Atmospheric Chemistry and Physics (2016- ). Associate Editor of npj Climate and Atmospheric Science (Springer-Nature) (2023.5- ).

人物・略歴

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受賞歴

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2001年 有機地球化学会2001年度有機地球化学賞(学術賞) 受賞題目「降雪・氷床コア中の有機物解析による過去の大気環境変化の復元」[3]

2002年 日本気象学会 2002年度堀内賞 受賞題目「大気中の有機エアロゾルの化学に関する研究」[4]

2005年 日本地球化学会 2005年度学会賞 受賞題目「有機エアロゾルの組成と変質に関する地球化学的研究」[5]

2007年 日産科学振興財団 平成18年度日産科学賞 受賞題目「有機エアロゾルの組成・分布・変質と地球環境への影響」[6]

2008年 地球化学研究協会 第36回三宅賞 受賞題目「海洋大気中の有機エアロゾルの起源と長距離輸送に関する研究」[7]

2013年 フランスAix-Marseille Universityより名誉学位 (Doctor Honoris Causa)の称号を授与される。

2013年 北極エアロゾルに関する論文に対してハーゲンシュミット(Haagen-Smit)賞を受賞[8]

2014年 平成25年度北海道大学研究総長賞を受賞。

2017年 Geochemical Society and European Association of Geochemistry, 地球化学フェロー(地球化学への傑出した貢献)[9]

2018年 天津大学 栄誉教授(有機地球化学への優れた貢献)。

2018年 アメリカ地球物理学連合(AGU) フェロー(有機エアロゾルの起源・輸送・変質に関する傑出した研究)[10]

2022年 日本地球惑星科学連合(JpGU) フェロー[11]

脚注

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  1. ^ 河村 公隆 (Kimitaka Kawamura) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2022年5月24日閲覧。
  2. ^ 河村 公隆”. KAKEN. 2022年5月24日閲覧。
  3. ^ 日本有機地球化学会”. www.ogeochem.jp. 2022年5月17日閲覧。
  4. ^ 堀内賞 歴代受賞者一覧 | 公益社団法人 日本気象学会” (2014年8月28日). 2022年5月17日閲覧。
  5. ^ 日本地球化学会”. www.geochem.jp. 2022年5月17日閲覧。
  6. ^ 日産科学賞 ? 公益財団法人日産財団 | ひとを育て、未来に夢を”. 2022年5月17日閲覧。
  7. ^ 三宅賞受賞者 | 日本地球惑星科学連合”. www.jpgu.org. 2022年5月17日閲覧。
  8. ^ https://geo.arc.nasa.gov/sgg/singh/winners13.html”. www.journals.elsevier.com. 2022年5月17日閲覧。
  9. ^ Geochemistry Fellows | Geochemical Society”. www.geochemsoc.org. 2022年5月17日閲覧。
  10. ^ 2018 Class of AGU Fellows Announced” (英語). Eos (2018年8月9日). 2022年5月17日閲覧。
  11. ^ 河村 公隆(Kimitaka Kawamura)先生 | 日本地球惑星科学連合”. www.jpgu.org. 2022年5月17日閲覧。

外部リンク

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