河西立雄
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河西 立雄(かわにし たつお、1959年[1] - )は、日本の建築家、美術家。京都府立大学教授。
来歴
[編集]大阪府に生まれる[1]。1983年に京都工芸繊維大学を卒業後、1987年に筑波大学大学院を修了し[1]、芸術学の修士号を取得した[2]。修士号取得と同年に筑波大学芸術学系準研究員となる[1]。1990年にVOICE OF ARCHITECTUREを設立し、同年より京都府立大学講師となる(のち教授)。
建築家、美術家として活動のほぼすべてを個人でおこなう。代表作は「静かな家」、「音とサクラの家」。計画案として「厚い壁の家」がある。環境芸術作品がパーマネントコレクションとして成城大学図書館、大阪市立総合医療センター、碧南市民図書館に設置されている。
著書・作品掲載
[編集]- 『VOICE OF ARCHITECTURE TATSUO KAWANISHI』(西武百貨店 アルテクト・エイシス)
- 『年鑑日本のタイポディレクション1991』(講談社)
- 『Contemporary Artists in Japan 133』(日本演出)
- 『未来への構築 方法/目的/行為をめぐる7つのポリローグ』(デルファイ研究所)
- 『現代美術事典90s』(水戸芸術館)
- 『建築マップ京都』(TOTO出版)
- 『The Phaidon Atlas of Contemporary World Architecture』(Phaidon Press)
- 『house 22 TATSUO KAWANISHI』(SOLAデザインセンター)
- 『Gate/Barn/Yard TATSUO KAWANISHI』(SOLAデザインセンター)
作品
[編集]- 「フェリーニのパノラマ」デザインフォーラム
- 「成城大学図書館」日本図書館協会建築賞
- 「West Wall / East Wall」デザインフォーラム 金賞
- 「1000のボタン」JIAオープンデザイン 銀賞
- 「West Wall / East Wall plus」奈良/TOTO世界建築トリエンナーレ 1席
- 「厚い壁の家」SDレビュー
- 「碧南市民図書館」日本図書館協会建築賞・愛知まちなみ建築賞
- 「Counting 100」川崎製鉄デザイン グランプリ
- 「Aerial Forest 高速道路エリアの都市施設計画」国際パブリックデザインフェアNAGOYA 金賞
- 「静かな家」ar+d Architecture Award(英国)・American Wood Design Awards(米国)
- 「音とサクラの家」グッドデザイン賞・京都デザイン賞
- 「Gate/Barn/Yard」グッドデザイン賞・京都デザイン賞
- 「SOLA」国際家具デザインフェア旭川
- 「サファリ」京都デザイン賞