沿ローシ川防衛線
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本項は、キエフ・ルーシ期にローシ川沿い(ポロシエ)に築かれた要塞都市群(直訳:沿ローシ川防衛線 / ロシア語: Поросская оборонительная линия) に関して説明する。
これらの諸都市は、キエフ南方のステップの遊牧民の襲撃から、ルーシの地を守る防衛拠点の役割を担った。諸都市の建設は主としてキエフ大公ヤロスラフ1世治世期の1030年代であり、リャフ人(ru)や、テュルク系のチョールヌィ・クロブキも諸都市の構成民の一部に含まれていた。主な都市はユーリエフ、トルチェスク、ヴォロダレフ、ドヴェレン、コルスニ、ボグスラヴリ、ロストヴェツ、ロデニ等である[注 1]。
また、この地域には大蛇の長城[注 2]と呼ばれる長大な土塁・堀の遺跡が残されている。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- Моргунов Ю. Ю. Посульская граница: этапы формирования и развития. Курск, 1998.