泉英二
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泉 英二(いずみ えいじ、1947年1月24日 - )は、日本の林学者。愛媛大学副学長、愛媛大学附属高等学校校長。専門は森林学、森林・林業政策。農学博士(京都大学、1987年)。島根県生まれ。
農林水産省「特定中山間保全整備事業第三者委員会」委員、愛媛大学南予活性化対策協議会委員、愛媛大学農学部南予活性化推進本部長等を務める。2005年愛媛県知事表彰。愛媛大学合唱団顧問。日本林学会、林業経済学会。
国民森林会議提言委員長。一般社団法人大和森林管理協会理事長。
20年にわたる吉野林業の歴史研究を基盤として、限界に達した近代を相対化して把握するとともに、近代後の社会を「植物資源依存社会」として再構築することを目指している。そのために、森林法制のゼロベース見直しに取り組む。
略歴
[編集]- 1969年(昭和44年) 京都大学農学部林学科卒業
- 1971年(昭和46年) 京都大学大学院農学研究科修士課程修了
- 1971年(昭和46年) 京都大学農学部助手(附属演習林)
- 1974年(昭和49年) 愛媛大学農学部助手
- 1977年(昭和52年) 愛媛大学農学部講師
- 1981年(昭和56年) 愛媛大学農学部助教授
- 1991年(平成3年) 愛媛大学農学部教授
著作等
[編集]- 『吉野林業の展開過程』
- 分担執筆
- 『森林政策学』(日本林業調査会、2004年)のうち「森林組合対策」の章
- 論文
- 「久万林業の研究 - 先駆的森林経営の形成過程」(『愛媛大学農学部演習林報告』1975年 )
- 「報告 久万林業の展開と現状」(『林業経済』、1980年、vol.33 2)
- 「森林組合及び第三セクターの現段階 − 愛媛県の場合−」(『林業経済』 556、1995年)
(藤原三夫らと共同論文)「森林・林業に対する公的助成の地域経済波及効果の計測 - 愛媛県久万町を事例として」( 『日本林学会誌』、第82巻第1号、2000)
- 「日本林業再構築のモーメントと方向をどう考えるか」(『森林技術』758、2005年5月号)
ほか
脚注
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