法輪寺 (大田原市)
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法輪寺 | |
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所在地 | 栃木県大田原市佐良土1401 |
位置 | 北緯36度47分30.4秒 東経140度07分24.6秒 / 北緯36.791778度 東経140.123500度座標: 北緯36度47分30.4秒 東経140度07分24.6秒 / 北緯36.791778度 東経140.123500度 |
山号 | 正覚山 |
院号 | 実相院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 釈迦三尊及び大日如来 |
創建年 | 貞観2年(860年) |
開山 | 慈覚大師円仁 |
中興年 | 寛永13年(1636年) |
中興 | 弁海 |
別称 | 光丸山【寺院全体の総称】 |
札所等 | 那須三十三所観音霊場第23番札所、関東九十一御薬師霊場第62番札所 |
文化財 | 紙本著色釈迦涅槃図(栃木県指定有形文化財)、他 |
公式サイト | 光丸山法輪寺 |
法人番号 | 2060005004559 |
寺院構成
[編集]公式サイトによると、「光丸山並びに正覚山実相院法輪寺」とある。このように当寺では、大きく「光丸山」と「正覚山」の部分に分けることができる。「正覚山」は狭義の「法輪寺」であり、本尊は釈迦三尊である。「光丸山」は大日堂を中心とする伽藍であり、本尊は大日如来である[1]。
なお、寺院全体の総称は「光丸山」である。公式サイトでも「正覚山法輪寺」ではなく「光丸山法輪寺」と称している[1]。
歴史
[編集]860年(貞観2年)、慈覚大師円仁によって開山された。開山年代や創設者については他にも諸説ある[1][2]。
円仁は諸国巡錫の旅に出ていて当地に至り、霊夢によって釈迦如来・大日如来両像を感得して寺を創建した[1]。
11月3日の本祭では、寺院としては珍しく神輿の渡御が行われるなど、神仏習合の名残を伝えている[3]。
文化財
[編集]- 紙本著色釈迦涅槃図(栃木県指定有形文化財 昭和48年1月30日指定)[4]
- 紺紙金泥大般若波羅密多経(栃木県指定有形文化財 昭和48年1月30日指定)[5]
- 板絵墨画虎図(栃木県指定有形文化財 昭和48年1月30日指定)[6]
- 板絵著色四霊の図(栃木県指定有形文化財 昭和48年1月30日指定)[7]
- 勅額門(大田原市指定有形文化財 昭和41年2月15日指定)[8]
- 大天狗面(大田原市指定有形文化財 昭和41年2月15日指定)[9]
- 西行桜(大田原市指定天然記念物 昭和41年2月15日指定)[10]
交通アクセス
[編集]- 路線バス佐良土停留所より徒歩4分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年