波切神社
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波切神社・浪切神社
- 波切神社 (志摩市) - 三重県志摩市鎮座。
- 浪切神社 (岸和田市) - 大阪府岸和田市鎮座。浪切不動が祀られる。ここで、岸和田だんじり祭の安全祈願が催される。
- 波切神社 (太地町) - 和歌山県東牟婁郡太地町鎮座。通称おなきいさま。現三重県志摩市の波切や浜島、志摩などが天正13年(1585年)夏に飢饉となったとき、豊臣秀吉に味方した新宮堀内安房守に従い志摩から伊勢へと入っていた太地和田氏が難民を助けた。翌年引き上げる際に、和田氏の徳を慕い移住を望む村民321名を連れ帰った。この神社は移住民が建立したとみられる神社である。祭神は橘姫(過去に弁財天も祀ったと記録があるがその跡はない。境内に稲荷神社がある)。境内には貞享4年(1687年)の石灯籠があり、それ以前の建立と考えられる。明治43年に同町にある4社とともに村社飛鳥神社への合祀許可を受けたが、他の神社と同じく実際には移動・合祀されずそのままとなっている。なお、志摩市の波切神社との関連はみられない。
- 波切神社 (日南市) - 宮崎県日南市の鵜戸神宮境内社。もと、波切不動尊と呼ばれ、廃仏毀釈により波切神社(なみきりじんしゃ)となった。⇒ 鵜戸神宮