洞城 (飛騨市)
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洞城 (岐阜県) | |
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別名 | 麻生野城 |
築城主 | 麻生野直盛 |
築城年 | 大永年間 |
主な城主 | 麻生野慶盛 |
遺構 | 曲輪、堀切、竪堀、土塁、櫓台、土橋虎口 |
指定文化財 | 国指定史跡 |
位置 | 北緯36度18分45.9秒 東経137度19分44.8秒 / 北緯36.312750度 東経137.329111度 |
地図 |
洞城(ほらじょう)は、岐阜県飛騨市神岡町麻生野にあった日本の城。別名を麻生野城と称する[1]。江馬氏城館跡を構成する遺跡の一つとして昭和55年(1980年)3月21日に国の史跡に指定された[2]。
高原郷と鎌倉街道を繋ぐ上宝道を見下ろす位置にあり、高原川の支流である麻生野川の北側にある山の上に築かれている。麓には下麻生野の集落がある。主郭は東西42m、南北13mで、西側に東西33m、南北14mの副郭、南側に腰曲輪を備える[3]。腰曲輪と主郭は土橋で結ばれ、さらに虎口と櫓台で守りを固めている[4]。また、東側の尾根筋からの攻撃に備えて10m以上の深さを持つ堀切が設けられており、こちらも櫓台を築いて監視できるようにしている[5]。
天正年間に麻生野慶盛が江馬輝盛に背いた際に攻められ、落城した。