津久井五月
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1992年 -)は、日本のSF作家。栃木県那須町出身[1]。
(つくい いつき、経歴・人物
[編集]東京大学工学部建築学科卒業[2]。同大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了[3]。
2017年3月、津久井悠太名義の投稿作「天使と重力」で第4回日経「星新一賞」学生部門準グランプリを獲得[2]。同年11月、投稿作「コルヌトピア」が第5回ハヤカワSFコンテストで大賞(第1席)を受賞し、作家デビューした[4]。
2021年10月、「フォーブス30アンダー30」(日本版)の一人に選ばれる[5]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]アンソロジー収録
[編集]「」内が津久井の作品
- 『ポストコロナのSF』(ハヤカワ文庫JA、2021年4月)「粘膜の接触について」
- 『ギフト 異形コレクションLIII』 (光文社文庫、2022年4月)「肉芽の子」
- 『AIとSF』(ハヤカワ文庫JA、2023年5月)「友愛決定境界」
雑誌等掲載作品
[編集]- 小説
- 「天使と重力」 - 『日経「星新一賞」第四回受賞作品集』(電子書籍 日本経済新聞社、2017年3月)収録
- 「蒼転移」 - 文庫版『コルヌトピア』(2020年6月18日)収録
- 「地下に吹く風、屋上の土」 - 『WIRED』vol.37 (プレジデント社、2020年6月23日) 掲載
- 「牛の王」 - 『S-Fマガジン』2020年8月号(早川書房)掲載
- 「イドを探して」 - 『WIRED.jp』(コンデナスト・ジャパン、WEB上、2021年6月)掲載
- 「環の平和」 - 『S-Fマガジン』2021年10月号(早川書房)掲載
- 「炎上都市」 - 『S-Fマガジン』2022年12月号(早川書房)掲載
- エッセイ、論考
- 「大賞『コルヌトピア』著者 津久井五月氏コメント」 - 『S-Fマガジン』2017年12月号 掲載
- 「2020年のわたし」 - 『SFが読みたい! 2020年版』(S-Fマガジン編集部、2020年2月)掲載
- 「小説のデザイン・モチーフ」 - 『S-Fマガジン』2020年10月号 掲載
- 「私的偉人伝」 - 『小説すばる』2021年1月号 掲載
- 「書評 こぼれる詩人の水面 松下育男『コーヒーに砂糖は入れない』」 - 『現代詩手帖』2021年10月号 掲載
- 「夢みるお皿」 - 『小説すばる』2022年7月号 掲載
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 津久井五月 (@Tsukkuny) - X(旧Twitter)