津山紘一
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津山 紘一(つやま こういち、1944年8月1日[1] - 2020年12月27日[2])は、日本の作家。
人物・来歴
[編集]1944年、福岡県若松市(現北九州市)生まれ。1968年、日本大学芸術学部映画学科卒業。卒業後、テレビCFプロダクションにカメラマンとして入社。
1971年、退職して渡欧。イギリスを皮切りに東ドイツ、デンマーク、ポーランドなどを転々とする放浪の旅をする。
1974年に帰国し、屋根葺き職人として生計を立てるかたわら執筆活動を開始。 1976年、SF作家筒井康隆も選考委員をつとめる第2回「問題小説」新人賞を『13』で受賞、本格的なブラックユーモアの書き手として注目される。
デビュー作である『プルシャンブルーの奇妙な黄昏 津山紘一第一創作集』には帯文に筒井康隆が推薦のことばを寄せている。 1970年代後半から1980年代半ばにかけてショートショート、短編小説を主体に作家活動をおこなった。
著書
[編集]- 『プルシャンブルーの奇妙な黄昏 津山紘一第一創作集』(徳間書店) 1979.2
- 『プレイボーイスパイ城京助の華麗なる大冒険』(集英社) 1979.12
- 『時のない国 その他の国』(集英社) 1980.8
- 『丘の家のノン』(さべあのま絵、CBS・ソニー出版) 1981.12
- 『架空の街の物語 SFハードメルヘン』 (集英社文庫、コバルト・シリーズ) 1981.2
- 『ハンブルク物語』(徳間書店) 1982.3
- 『人騒がせな死体たち』(集英社) 1982.7
- 『屋根屋狂躁曲』(集英社) 1983.1
- 『宇宙料理店 特選・おいしそSF短編集』(集英社文庫、コバルトシリーズ) 1983.10
- 『ABC大辞典』(徳間書店) 1984.2
- 『樅の木の物語 クリスマス・ファンタジー』(集英社文庫、コバルトシリーズ) 1985.11
短編
[編集]- 「恋するコンピュー太」(草土文化社、ジュニアSF選2『呪われた翼』に収載) 1987.9 ISBN 4794503024
翻訳
[編集]- 『虹伝説』(ウル・デ・リコ、小学館) 1981.2 - 絵本・大型本著書