浄橋寺
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浄橋寺 | |
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所在地 | 兵庫県西宮市生瀬町2-20-24 |
位置 | 北緯34度49分6.0秒 東経135度19分47.8秒 / 北緯34.818333度 東経135.329944度座標: 北緯34度49分6.0秒 東経135度19分47.8秒 / 北緯34.818333度 東経135.329944度 |
山号 | 十方山 |
宗派 | 西山浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
創建年 | 1241年 |
開基 | 証空 |
別称 | 橋寺 |
札所等 | 西山国師遺跡霊場第16番 |
文化財 |
阿弥陀三尊像・銅鐘(重要文化財) 紙本著色善慧上人伝絵(県指定文化財) 石造露盤、石造五輪塔(市指定文化財) |
法人番号 | 7140005016021 |
浄橋寺(じょうきょうじ)は、兵庫県西宮市にある西山浄土宗の寺院である。本尊の阿弥陀三尊像は重要文化財である。
寺号
[編集]寛喜年中(1229年~1232年)、西山国師・証空が琴鳴山麓で出会った山賊を諭し、武庫川に橋をかけ「浄橋」と名付けて橋を通る旅人の通行料(橋銭)によって生活を正したと伝えられる。橋の名前から浄橋寺とされ、橋寺とも称される。
歴史
[編集]1241年(仁治2年)、証空が浄橋の西岸に建立したと伝えられる。有馬街道の要衝に位置して発展した。文明5年(1473年)火災で焼失、再興されたが、天正6年(1578年)に織田信長と荒木村重の兵火によって再び焼失した。現在の姿に再興されたのは、明治に入ってからである。
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]- 木造阿弥陀如来及び両脇侍像 - 阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の阿弥陀三尊。ヒノキ材の寄木造りで、表面に金箔が貼られている。鎌倉時代前期の作と推定される。
- 銅鐘 - 寛元2年(1244年)9月、願主沙門証空の銘があり、経文や証空の文章が鋳出されている。
その他の文化財
[編集]- 紙本著色善慧上人(証空)伝絵 - 室町時代の作品で、全6巻。兵庫県指定有形文化財。
- 石造露盤 - 相輪の一部。西宮市指定重要有形文化財。
- 石造五輪塔 - 花崗岩製で、鎌倉時代末期の建立と推定される。西宮市指定重要有形文化財。[1]
- 石造五輪塔 - 花崗岩製で、南北朝時代の建立と推定される。西宮市指定重要有形文化財。
- 石造五輪塔 - 花崗岩製で、南北朝時代の建立と推定される。西宮市指定重要有形文化財。
札所
[編集]- 西山国師遺跡霊場(16ヶ所と番外5ヶ所)第16番(結願寺)
所在地・交通
[編集]兵庫県西宮市生瀬町2-20-24
周辺情報
[編集]脚注
[編集]- ^ 西宮市内の指定文化財(西宮市公式サイト)(2012年2月26日閲覧)以下2件も同。