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浅田栄次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

浅田 栄次(あさだ えいじ、慶応元年4月28日1865年5月22日) - 大正3年(1914年11月10日)は、日本英語学者エスペランティスト聖書学者

経歴

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徳山藩の家に生まれ、京都中学校を1883年7月に同校を優等賞にて卒業。その後、上京し、東京英和学校(現:青山学院)を経て、1886年工部大学校予科を優等賞にて卒業[1]学制改革に伴い、第一高等学校を経て、帝国大学理科大学(現:東京大学理学部)へ進学。キリスト教に対する信仰心の高まりもあり、中退後に渡米しノースウェスタン大学にて神学言語学を学ぶ。1893年、シカゴ大学にて第一号となる博士号を取得した[2] [3](博士論文:旧約聖書ゼカリヤ書(第1章 - 第8章)の原典比較研究[4])。

1893年7月に帰国し、旧約聖書の研究の進展を目指し、青山学院神学部にて教授に着任[1][5]。その後、東京外国語学校(現:東京外国語大学)などにおいて英語教育に尽力した。東京外国語大学府中キャンパスには,浅田栄次顕彰碑が建立されている[6]。墓所は多磨霊園

エスペラント活動

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1906年に浅田栄次、黒板勝美安孫子貞治郎らが日本エスペラント協会の設立に加わる。その後、東京外国語学校内にエスペラント課を設置するなど、エスペラントの普及に携わった。[7]

栄典

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位階
勲章等

脚注

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  1. ^ a b http://tufstoday.com/articles/20151019-02/
  2. ^ シカゴ大学ニュース(uchicago news)
  3. ^ 白鷗大学論集
  4. ^ 淺田榮次 博士論文(復刻版,奥泉栄三郎編著、文生書院(2001.12) ISBN 4-89253-143-X)http://www.bunsei.co.jp/index.php/ja/2009-10-22-09-06-12/168.html
  5. ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 24頁。
  6. ^ 東京外国語大学附属図書館報Castalia第2号インターネット版(2001年9月)http://www.tufs.ac.jp/common/library/gaiyo/kanpo/castalia-2.pdf
  7. ^ TUFS Today 淺田榮次を知ってますか?
  8. ^ a b 『官報』第685号「叙任及辞令」1914年11月12日。
  9. ^ 『官報』第8257号、「叙任及辞令」1910年12月28日。