浪漫主義 (テレサ・テンのアルバム)
表示
『浪漫主義』 | ||||
---|---|---|---|---|
テレサ・テン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
日本・ 香港 1988年 - 1989年 | |||
ジャンル | 演歌・歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル |
トーラスレコード USMジャパン | |||
プロデュース |
西田裕司 鄧麗君 | |||
テレサ・テン アルバム 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
| ||||
『浪漫主義』収録のシングル | ||||
|
『浪漫主義』(ろまんしゅぎ)は、テレサ・テンの日本での通算18枚目のオリジナル・アルバムである。1989年3月8日にトーラスレコードからCD(規格品番:32TX-2204)とカセットテープ(規格品番:28TT-2204)形式で最新シングル「香港〜Hong Kong〜」と同時リリースされた。全9曲収録。
CD帯のキャッチコピーは「"世に残るヒット曲を生み出す" テレサ・テン・作詞家 荒木とよひさ・作曲家 三木たかし、絶妙のコンビによる待望の新作、オリジナル・アルバム!」。
概要
[編集]全曲は荒木とよひさが作詞、三木たかしが作曲を務めており、シングル曲「恋人たちの神話」、「香港 Hong Kong」などを収録。
テレサ・テンは1990年(このアルバムが発売されてから1年)に、歌手としての活動が減り、生活の中心をフランスに移した[1]。
批評
[編集]CDジャーナルは、「恐るべきアルバムだ。荒木とよひさ/三木たかし/鄧麗君はアジアの緊張と楽天性をていねいに撫でながら、経済の底なしの恐怖と人の業の虚無の渦を鮮やかに飛び越える。天女の脱国境。」と評した[2]。
収録曲
[編集]全作詞: 荒木とよひさ、全作曲: 三木たかし。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「香港 Hong Kong」 | 林有三 | |
2. | 「悲しい自由」 | 平野孝幸 | |
3. | 「 | 平野孝幸 | |
4. | 「冬のひまわり」 | 川口真 | |
5. | 「恋人たちの神話」 | 平野孝幸 | |
6. | 「明日のゆくえ」 | Donald Ashley | |
7. | 「ワインカラーの記憶」 | 芳野藤丸 | |
8. | 「硝子の摩天楼」 | 平野孝幸 | |
9. | 「星のしずくに濡れて」 | 川口真 | |
合計時間: |
スタッフ
[編集]- プロデューサー:西田裕司/鄧麗君
- ディレクター:福住哲弥(ユアレコード)
- ディレクター:鈴木章代
- エンジニア:半田克之(ゲッツ)、池田哲也(ゲッツ)、飯島周城(ゲッツ)
- オペレーション:鳥山敬治(香港に関し)
- ジャケット写真:Jackson Kwok (Vision-C Studio)[3]
- ジャケットデザイン:小林平九郎(H. R. N)
- 録音スタジオ:MUSIC IN STUDIO(TOKYO)、CROWN STUDIO(H. K.)、SOUND STATION STUDIO(H. K.)、ONKYO HAUS(TOKYO)
- 協力:内田音楽事務所・デイブレイク
- 制作:TNT PRODUCTION LTD.(H. K.)、トーラスレコード株式会社
- 販売:東芝EMI
脚注
[編集]- ^ “(財)鄧麗君文教基金會 - 永遠的鄧麗君” 2020年7月26日閲覧。
- ^ “テレサ・テン / 浪漫主義”. CDジャーナル. 2020年8月2日閲覧。
- ^ 中国語アルバム『我只在乎你』(1987年)のジャケット裏では「Cover Photo: Jackson Kwok (Vision-C Studio)」と表記されている。