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海友丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
海友丸
レインボーブリッジをくぐる本船
基本情報
船種 練習船
船籍 日本の旗 日本
所有者 長崎県福岡県山口県
運用者 長崎県、福岡県、山口県
建造所 長崎造船
建造費 約17億2,400万円
航行区域 遠洋区域(国際航海)
船級 第3種漁船
信号符字 7JGB[1] [2]
IMO番号 9580948
MMSI番号 432753000
経歴
起工 2009年2月5日[3]
進水 2009年12月2日[3]
竣工 2010年3月30日[3]
現況 就航中
要目
総トン数
全長 67.74 m[3]
登録長 61.01 m[3]
垂線間長 58.00 m[3]
型幅 10.00 m[3]
深さ 6.40/4.00 m(上甲板/第二甲板)
満載喫水 3.90 m[3]
機関方式 ディーゼル
主機関 1基
推進器 可変ピッチプロペラ 1軸
最大速力 15.64ノット[3]
航海速力 13.00ノット[3]
搭載人員 90名(乗組員23名、教員6名、学生60名、予備1名)[3]
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海友丸(かいゆうまる)は、長崎県福岡県山口県の3県が共同運航している漁業実習船である[3]

概要

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多様化する水産教育への対応と教育内容の充実、効率的な運航による財政面の経費圧縮を目的として、県域を越えた連携による全国初の実習船の共同運航が計画され、建造されたのが本船である。2004年10月、第124回九州地方知事会議において政策連合による取組の開始が決定された後、2009年10月に長崎県福岡県山口県の3県が実習船の建造・共同運航の基本的事項について合意、建造が開始された。

長崎造船で建造され、2010年3月30日に竣工、長崎県立長崎鶴洋高等学校山口県立大津緑洋高等学校(かつての山口県立水産高等学校)、福岡県立水産高等学校の実習に使用されている[3]。合同実習船運営事務所は福岡水産高校内に設置されている。

ハワイへの遠洋航海で、船の運航やマグロ延縄漁業の実習を実施している[4]

画像

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脚注

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  1. ^ 海洋移動業務において使用されるアルファベット順の曲の呼び出し符号表 有効期限:平成26年12月31日”. 総務省 (2012年). 2013年12月31日閲覧。
  2. ^ 無線局免許状等情報7JGB(総務省) 免許人は福岡県教育委員会 インマルサット識別信号JD714
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 学校紹介 実習船「海友丸」 / 福岡県立水産高等学校”. 福岡県立水産高等学校. 2015年2月9日閲覧。
  4. ^ 実習船「海友丸」マグロ延縄漁業実習出港式について - 長崎県”. 長崎県 (2013年6月4日). 2013年12月31日閲覧。

外部リンク

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