海鳴りにもののふの詩が
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『海鳴りにもののふの詩が』(うみなりにもののふのうたが)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。星組[1]公演。
宝塚・東京の本公演における併演作品は『クレッシェンド![2]』、金沢・輪島・長岡・新潟・千葉・横須賀・静岡・甲府・横浜・沼津・大宮・調布・宇都宮・郡山・山形・石巻・仙台は『魅惑[3]』。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[4]を参照
江戸時代初期に、仙台藩の伊達政宗の命を受けて親善使節としてローマに派遣された支倉常長(はせくらつねなが)ら一行の最後の寄港地・マニラにおける姿を描いている。
主従の心の葛藤、もののふとしての心情を表現した作品。
あらすじ
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[4]を参照
船をもう一年借りたいというイスパニア総督の申し出を、イスパニヤに恩義を感じる常長は聞き入れた。帰国が伸びたことを家来たちが不満に思う中、早瀬藤九郎が自分を慕う総督の妹・ユリーヌに偽りの恋を仕掛け、船を返してもらおうとする。
公演期間と公演場所
[編集]- 1981年8月13日 - 9月29日[4](新人公演:9月8日[5]) 宝塚大劇場
- 1981年11月3日 - 11月29日[6](新人公演:11月18日[5]) 東京宝塚劇場
- 1982年9月11日 - 10月3日[3] 金沢、輪島、長岡、新潟、千葉、横須賀、静岡、甲府、横浜、沼津、大宮、調布、宇都宮、郡山、山形、石巻、仙台
主な配役(宝塚・東京)
[編集]※「()」は新人公演・配役
宝塚大劇場公演のデータ
[編集]スタッフ(宝塚大劇場)
[編集]- 作・演出:植田紳爾[4]
- 音楽:寺田瀧雄[7]
- 音楽指揮:野村陽児[7]
- 振付[7]:尾上松緑[4]、喜多弘、黒瀧月紀夫
- 装置:渡辺正男[7]
- 衣装[7]:小西松茂、中川菊枝
- 照明:今井直次[8]
- 音響:松永浩志[8]
- 小道具:上田特市[8]
- 効果:中田正廣[8]
- 演技監督:美吉左久子[8]
- 演出補:三木章雄[8]
- 制作:久国高[8]
脚注
[編集]- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 151、216、260.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 151、216.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 260.
- ^ a b c d e f g 100年史(舞台) 2014, p. 151.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 298.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 200.
- ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 201.
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。