消防士長
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消防士長(しょうぼうしちょう)は、日本の消防吏員の階級の一つ。上から8番目。消防司令補の下、消防士(消防副士長)の上。
概要
[編集]消防士長の階級は、消防組織法第十六条第二項の規定に基づき、上位に消防総監、消防司監、消防正監、消防監、消防司令長、消防司令、消防司令補、下位に消防士と定められている[1]。
この階級を有する者は、全国にいる消防吏員約16万人のうち、約25%である(2016年(平成28年)4月1日現在)[2]。
消防副士長の階級
[編集]消防副士長の階級は、必要に応じて「消防士」の階級を区分する際に用いられる階級(警察官で言うところの巡査長)であり、正式には「消防士」の階級に含まれる[1]。
階級の基準
[編集]- 東京消防庁
- 本部 - 副主任
- 消防署 - 隊員、係員
- 政令指定都市の消防部局
- 本部 - 副主任
- 消防署 - 隊員、係員
- 人口70万人以上の市町村の消防部局
- 本部 - 副主任
- 消防署 - 隊員、係員
- 消防吏員数200人以上又は人口30万人以上の市町村の消防部局
- 本部 - 主任
- 消防署 - 隊員、主任
- 消防吏員数100人以上又は人口10万人以上の市町村の消防部局
- 本部 - 主査
- 消防署 - 小隊長、主査
- 消防吏員数100人未満かつ人口10万人未満の市町村の消防部局
- 本部 - 係長、主査
- 消防署 - 小隊長、係長、主査
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 消防吏員の階級の基準
- ^ a b 日本の消防組織の概要等
- ^ 消防職員の部隊編成と階級について