深江芦舟
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深江 芦舟(ふかえ ろしゅう、別表記:深江 蘆舟、1699年(元禄9年)- 1757年5月25日(宝暦7年4月8日))は、江戸時代中期の画家である。名は庄六。別号に青白堂。
経歴・人物
[編集]京都銀座の商人筆頭役であった深江庄左衛門の子として生まれる。父と共に家業を営んでいたが、1714年(正徳4年)に父が流罪を受けたことにより、その責任で家業を辞した。
後に父と親交のあった同じ商人の中村内蔵助を通じて、その庇護者であった尾形光琳の門人となった。光琳に師事している時には琳派の作品だけでなく、俵屋宗達が描いた作風の宗達派もよくした。後に光琳の作風を受け継いだ草花図等を描き、琳派における代表的な画家となった。
主な作品
[編集]代表的な作品
[編集]- 『蔦の細道図屏風』- 俵屋宗達の手法を利用。現在は東京国立博物館及びクリーブランド美術館が所蔵している。
その他の作品
[編集]- 『伊勢物語色紙』
- 『四季草花図屏風』