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混濁腫脹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

混濁腫脹(こんだくしゅちょう、英:cloudy swelling)とは実質臓器(肝、心、腎)が光沢や透明性を失い、白く濁った状態となること。混濁腫脹はミトコンドリアがよく発達する実質臓器に出現しやすく、急性中毒感染症虚血低酸素血症などミトコンドリアのエネルギー代謝が傷害される場合に認められる。混濁腫脹を示した細胞は腫脹したミトコンドリアにより大部分が占められる。混濁腫脹は死後変化としても観察される。

関連項目

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参考文献

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  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学総論 第2版』 文永堂出版 2001年 ISBN 4830031832