清家雪子
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清家雪子 | |
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生誕 | 不明 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2010年 - |
代表作 |
『秒速5センチメートル』 『まじめな時間』 『月に吠えらんねえ』 |
受賞 |
アフタヌーン四季賞 文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞 |
漫画版『秒速5センチメートル』や『まじめな時間』などの作品で知られ、2013年から2019年まで『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で『月に吠えらんねえ』を連載[2]。
来歴
[編集]愛知県出身[3]。漫画家を志す前は、日本史の研究者を目指して大学院で日本中近世史を専攻していた[4][5]。そのことが、資料の収集や読み込みに活かされているという[6]。
月刊漫画誌『アフタヌーン』主催「アフタヌーン四季賞」の2000年夏のコンテストにて、応募作の『孤陋』(ころう)が大賞を獲得[7](当時23歳[8])。のち、新海誠のアニメーション映画『秒速5センチメートル』の漫画化作品にあたる同名の漫画『秒速5センチメートル』を『アフタヌーン』誌上で2010年7月号から連載[9]。これがデビュー作となった[10]。同作は翌2011年末ごろまでに累計13万部の売り上げを記録[11]。
2013年から第3作目にあたる『月に吠えらんねえ』を同誌11月号より連載[12]。翌2014年に1巻・2巻がそれぞれ4月・10月に単行本化されている[13]。萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星など近代詩歌をモチーフとした作品で詩壇からも注目される。
2017年、『月に吠えらんねえ』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。
作品
[編集]出典:Amazon.co.jp
- 『秒速5センチメートル』(講談社)、全2巻
- 『まじめな時間(1)』(2012年・講談社) ISBN 978-4-06-387823-3
- 『まじめな時間(2)』(2012年・講談社) ISBN 978-4-06-387840-0
- 『月に吠えらんねえ』(講談社)、全11巻
出典
[編集]- ^ 『清家雪子のプロフィール』 - コミックナタリー
- ^ 『萩原朔太郎ら詩人をキャラ化!アフタで清家雪子が新連載』 2013年9月25日 コミックナタリー
- ^ 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “新人賞 - 月に吠えらんねえ | 受賞作品 | マンガ部門 | 第20回 2017年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2021年1月12日閲覧。
- ^ 穂村弘 (2020). あの人と短歌. NHK出版
- ^ 『NHK短歌』2017年4月号「穂村弘、対して談じる。」
- ^ 『ユリイカ』2016年8月号、清家雪子インタビュー(インタビュアー:黒瀬珂瀾)。
- ^ 『月に吠えらんねえ / 清家雪子』 - アフタヌーン
- ^ 『月刊アフタヌーン 2000年9月号』 : 四季賞2000年夏のコンテスト最終選考結果発表(p.303)
- ^ 『5 Centimeters Per Second Gets Manga Adaptation』 2010年5月24日 アニメ・ニュース・ネットワーク
- ^ 『『秒速5センチメートル』(清家雪子、新海誠):既刊一覧』 講談社コミックプラス
- ^ 『新海誠監督作品『秒速5センチメートル』、インターナショナル版Blu-ray登場』 2011年11月17日 マイナビニュース
- ^ 『『秒速5センチメートル』『まじめな時間』の清家雪子が送る新連載『月に吠えらんねえ』、近代詩歌俳句の詩人たちが暮らす「⟨(シカク:詩歌句)街」でのお話です。』 2013年9月25日 アフタヌーン
- ^ 『[https://www.excite.co.jp/news/article/E1412809191599/ 月食の余韻に浸ったまま読みたい明治浪漫マンガ『月に吠えらんねえ』 2014年10月9日 エキサイトレビュー
外部リンク
[編集]- 『blog』 - 公式ブログ
- 『月に吠えらんねえ (@hoerannee)』 - 『月に吠えらんねえ』公式ツイッター