清木元治
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清木 元治(せいき もとはる、1949年1月28日[1] - )は、日本の分子生物学者、東京大学名誉教授。専門はがん細胞の増殖に関する研究。現在は、分子生物学を背景にしたプロテアーゼ研究を行っている。医学博士。山口県下松市出身[2]。
経歴
[編集]- 1973年 金沢大学薬学部卒業
- 1977年 大阪大学大学院薬学研究科修士課程修了
- 1980年 日本学術振興会大学院特別奨励研究員
- 1981年 金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。論文の題は「Structure and function of the region of the replication origin of the Bacillus subtilis chromosome」[3]。
- 1982年 財団法人癌研究会がん研究所研究員
- 1986年 財団法人癌研究会がん研究所主任研究員
- 1988年 金沢大学がん研究所教授。
- 1997年 東京大学医科学研究所教授
- 2005年 東京大学医科学研究所副所長
- 2007年〜2011年 東京大学医科学研究所所長
- 2013年 東京大学名誉教授
- 2013年 高知大学医学部付属病院 次世代医療創造センター特任教授
- 2015年 金沢大学招聘特任教授(リサーチプロフェッサー)
受賞・受章
[編集]- 1986年 日本癌学会 奨励賞
- 1988年 UICC Eleanor Roosevelt International Cancer Fellowship
- 2004年 佐川がん研究振興財団 特別賞
- 2013年 日本癌学会 吉田富三賞
- 2013年 高松宮妃癌研究基金 学術賞
- 2016年 紫綬褒章[4]
- 2022年 瑞宝中綬章[5][6]
著書
[編集]- 癌の悪性化と転移(中外医学社)1993年
- 癌転移の分子医学(羊土社)1996年
脚注
[編集]- ^ 第22回吉田富三賞
- ^ 平成25年度学術賞受賞者 Archived 2016-05-08 at the Wayback Machine.
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ “704人26団体 紫綬褒章に映画監督の周防正行さん、囲碁棋士の石田芳夫さんら”. 産経新聞. (2016年4月28日) 2016年4月28日閲覧。Archived 2016-04-30 at the Wayback Machine.
- ^ 『官報』号外第97号、令和4年5月2日
- ^ “令和4年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 12 (2022年4月). 2023年2月13日閲覧。