渡瀬昌忠
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渡瀬 昌忠(わたせ まさただ、1929年3月24日 - 2017年1月14日[1])は、日本の国文学者。文学博士(國學院大学・論文博士・1977年)。元大東文化大学教授。上代文学、『万葉集』が専門[2]。
略歴
[編集]兵庫県生まれ。國學院大學文学部国文科卒、1977年「柿本人麻呂研究 歌集非略体歌論」で國學院大学より文学博士の学位を取得。兵庫県立尼崎北高等学校、埼玉県立戸田高等学校などの教諭、大東文化大学助教授、教授、1987年実践女子大学教授。99年定年。講談社取締役・渡瀬昌彦とノンフィクション作家・渡瀬夏彦の父。
著書
[編集]- 『柿本人麻呂研究 歌集編 上』桜楓社 1973
- 『柿本人麻呂研究 島の宮の文学』桜楓社 1976
- 『万葉集全注 巻第7』有斐閣 1985
- 『山上憶良 志賀白水郎歌群論』翰林書房 1994
- 『万葉一枝』塙書房 塙新書 1995
- 『渡瀬昌忠著作集』おうふう
- 1-2、人麻呂歌集略体歌論 2002
- 3-4、人麻呂歌集非略体歌論 2002
- 5、万葉集と人麻呂歌集 2003
- 6、島の宮の文学 2003
- 7、柿本人麻呂作歌論 2003
- 8、万葉集歌群構造論 2003
- 補巻、万葉学交響 2003
- 補巻2 (万葉記紀新考) 2012
共著
[編集]共同編集
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 国文学者の渡瀬昌忠さん死去:朝日新聞
- ^ 『現代日本人名録』2002年