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渡辺延志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渡辺 延志(わたなべ のぶゆき、1955年 - )は、日本のジャーナリストノンフィクション作家

来歴

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福島県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞に勤務する傍ら、歴史資料の発掘に取り組む。新聞社では、主に学芸畑を歩む。

2013年、「松岡外交」の舞台裏とその内実を描いた『虚妄の三国同盟――発掘・日米開戦前夜外交秘史』を上梓した。

2015年10月から、朝日新聞神奈川版で「神奈川の記憶」を連載している[1]。関連して、2018年11月から2019年1月にかけて、横浜市歴史博物館で「神奈川の記憶――歴史を見つめる新聞記者の視点」が開催された[2]

2021年、『歴史認識 日韓の溝』(ちくま新書)で第27回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。國學院大學非常勤講師。

著書

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  • 『虚妄の三国同盟――発掘・日米開戦前夜外交秘史』(岩波書店、2013年)
  • GHQ特命捜査ファイル――軍事機密費』(岩波書店、2018年)
  • 『神奈川の記憶』 (有隣堂[有隣新書]、2018年)
  • 『歴史認識 日韓の溝』(ちくま新書、2021年)
  • 関東大震災「虐殺否定」の真相――ハーバード大学教授の論拠を検証する』(ちくま新書、2021年)

論文

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  • 「新聞記者から見る歴史像の現在」(『歴史評論』2011年2月号)
  • 731部隊――埋もれていた細菌戦の研究報告」(『世界』2012年5月号)

脚注

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  1. ^ 情報紙「有鄰」559号|出版物|有隣堂 - Part 2”. 2019年1月22日閲覧。
  2. ^ 企画展 横浜市指定・登録文化財展/神奈川の記憶ー歴史を見つめる新聞記者の視点”. 横浜市歴史博物館. 2019年1月22日閲覧。