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渡辺靖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡辺 靖
(わたなべ やすし)
人物情報
生誕 1967年(56 - 57歳)
日本の旗 日本北海道札幌市
国籍 日本の旗 日本
出身校 上智大学外国語学部
ハーバード大学大学院
学問
研究分野 文化人類学
アメリカ研究
パブリック・ディプロマシー
文化政策論
研究機関 慶應義塾大学
学位 Ph.D. (ハーバード大学)
学会 en:Royal Anthropological Institute of Great Britain and IrelandRoyal Anthropological Institute
American Studies Association
American Anthropological Association
主な受賞歴 アメリカ学会清水博賞
日本学士院学術奨励賞
第1回日本学術振興会賞
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渡辺 靖(わたなべ やすし、1967年 - )は、日本研究者学位Ph.D.ハーバード大学・1997年)[1]慶應義塾大学SFC教授[1]放送大学客員教授。

人物

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専門は、アメリカ研究、文化政策論、パブリック・ディプロマシー文化人類学[2]。大学での担当授業科目はアメリカ研究、文化外交論、フィールドワーク論など[3]

2004年、ハーバード大学へ提出した博士論文をもとにした処女作『アフター・アメリカ ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』でサントリー学芸賞、他に、日本アメリカ学会清水博賞義塾賞日本学術振興会賞日本学士院学術奨励賞などの受賞歴がある[1]

経歴

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札幌市生まれ。北海道札幌南高等学校上智大学外国語学部卒業後、1992年ハーバード大学大学院修士号[要検証]、1997年ハーバード大学大学院博士号Ph.D.)を取得。ケンブリッジ大学ポストドクター研究員、オクスフォード大学シニア・アソシエートを経て、1999年に慶應義塾大学環境情報学部助教授となる。2003年にハーバード大学国際問題研究所アソシエート、2005年に慶應義塾大学環境情報学部教授。ウィルソンセンターフェロー、ケンブリッジ大学フェロー、パリ政治学院客員教授欧州大学院大学客員研究員北京大学訪問学者[要出典]

公益財団法人国際文化会館理事(プログラム委員長)、読売新聞読書委員、朝日新聞書評委員、NHK国際放送番組審議会委員長、文化庁文化審議会委員、国際交流基金諮問委員、外務省有識者委員、外務省補助金審査・評価委員、外務省「国際問題プレゼンテーション・コンテスト」選考委員長、『外交』編集委員、アメリカ学会常務理事、Harvard Club of JapanSalzburg Global Seminar諮問委員、三省堂高校英語教科書『CROWN』編集委員、国際学術誌「Anthem Studies in Soft Power and Public Diplomacy」誌ならび「Place Branding and Public Diplomacy」誌の編集委員[要出典]

単著

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  • 『アフター・アメリカ ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)
  • The American Family: Across the Class Divide (University of Michigan Press & Pluto Press, 2005)
  • 『アメリカン・コミュニティ 国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)
  • 『アメリカン・センター アメリカの国際文化戦略』(岩波書店、2008年)、中国語版2014年
  • 『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波新書、2010年)、中国語版2019年
  • 『文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代』(中公新書、2011年)
  • 『アメリカのジレンマ 実験国家はどこへゆくのか』(NHK出版、2015年)
  • 『沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価』(新潮社、2015年)
  • 『〈文化〉を捉え直す カルチュラル・セキュリティの発想』(岩波新書、2015年)
  • リバタリアニズム アメリカを揺るがす自由至上主義』(中公新書、2019年) 
  • 白人ナショナリズム アメリカを揺るがす「文化的反動」』(中公新書、2020年)
  • 『アメリカとは何か 自画像と世界観をめぐる相剋』(岩波新書、2022年) 

編著

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  • Soft Power Superpowers: Cultural and National Assets of Japan and the United States, (with David L. McConnell, eds., M.E. Sharpe, Inc., 2008)
  • 村田晃嗣共著『オバマ大統領 ブラック・ケネディになれるのか』(文春新書、2009年)
  • 『現代アメリカ』(有斐閣、2010年)
  • 『ソフト・パワーのメディア文化政策 国際発信力を求めて』(新曜社、2012年)
  • 『現代アメリカ 日米比較のなかで読む』(新曜社、2014年)
  • The Routledge Handbook of Soft Power (Routledge, 2016)
  • Handbook of Cultural Security (Edward Elgar Publishing, 2018)
  • 宮台真司苅部直と『民主主義は不可能なのか? コモンセンスが崩壊した世界で』(読書人、2019年)

脚注

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  1. ^ a b c 渡辺靖 慶應義塾大学教員プロフィール。
  2. ^ 渡辺靖 慶應義塾大学教員プロフィール。
  3. ^ 担当授業科目-渡辺靖 慶應義塾大学教員プロフィール詳細。

関連項目

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外部リンク

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