渡部剛己
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渡部 剛己(わたべ ごうき、1987年9月25日 - )は、愛知県を拠点として活動する日本の舞台演出家。
体現帝国主宰。2013年から2016年まで演劇実験室◉万有引力に俳優として所属。日本演出者協会会員。
利賀演劇人コンクール2016で、優秀演出家賞を受賞。
来歴
[編集]愛知県名古屋市出身。滝高校へ進学。その後、名古屋造形大学アートプロデュースコース在学中に体現帝国を旗揚げして、演出兼俳優として活動する。大学卒業後、体現帝国の活動を休止し演劇実験室◉万有引力に所属する。
現在(2024年1月時点)は、体現帝国にて演出家として活動している。
主な作品
[編集]演出
[編集]- 2016年7月 - 「近代能楽集・班女[1]」作:三島由紀夫(利賀演劇人コンクール2016[2])
- 2019年9月 - 「しっぽをつかまれた欲望[3]」作:パブロ・ピカソ(あいちトリエンナーレ2019)
- 2020年1月 - 「障子の国のティンカーベル[4]」作:野田秀樹
- 2022年11月 - 「夢の肉弾三勇士[5]」原作:流山児祥 脚色:鹿目由紀(七ツ寺共同スタジオ50周年記念公演)
- 2023年9月 - 「奴婢訓」作:寺山修司 (寺山修司没後40年記念認定事業)
美術
[編集]振付
[編集]- 2017年 - 『弁当内戦争[7]』(監督:菅野陽奈子)
脚注
[編集]- ^ “舞台制作PLUS+|制作ニュース|「利賀演劇人コンクール2016」審査結果発表”. 舞台制作PLUS|制作ニュース. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “利賀演劇人コンクール2016 | その他 | 事業アーカイブ”. 公益財団法人利賀文化会議 | TCF. 2024年2月21日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “あいちトリエンナーレ2019 舞台芸術公募プログラム 体現帝国 第8回公演「しっぽをつかまれた欲望」チラシ裏 [画像ギャラリー 2/2]”. ステージナタリー. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “【外部活動】渡辺可奈子 出演/体現帝国 企画公演『障子の国のティンカーベル』 | 劇団山の手事情社”. www.yamanote-j.org. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “<劇評・安住恭子>七ツ寺共同スタジオ50周年記念公演「夢の肉弾三勇士」:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “回転てん子とどりーむ母ちゃん/山中瑶子 ー 山戸結希 企画・プロデュース 映画『21世紀の女の子』”. 回転てん子とどりーむ母ちゃん/山中瑶子 ー 山戸結希 企画・プロデュース 映画『21世紀の女の子』. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “実習作品紹介②『弁当内戦争』(2020/07/24更新) | 日本大学芸術学部映画学科 特設サイト”. 2024年2月21日閲覧。
参考文献
[編集]- 公式ウェブサイト
- 体現帝国『しっぽをつかまれた欲望』 - 芸術リポート(名古屋芸術アーカイブ、2019年8月21日)
- 劇団・体現帝国「障子の国のティンカーベル」しまね公演 - Shimane Catch Navi
- “没後40年「寺山ワールド」色あせず 追悼演劇や映画など相次ぐ”. 毎日新聞. (2023年10月3日)
- 寺山修司没後40周年記念認定事業 - TERAYAMA World(「体現帝国 第十一回公演『奴婢訓』」および「寺山修司ラジオドラマ選集上演開始記念講演/ 寺山修司ラジオドラマ選集1」の箇所)
- 舞台芸術公募プログラム - あいちトリエンナーレ2019