渡部悦和
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渡部 悦和 | |
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2012年7月、写真中央左 | |
生誕 |
1955年8月1日(69歳) 日本 愛媛県 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
軍歴 | 1978 - 2013 |
最終階級 | 陸将 |
除隊後 | 富士通システム統合研究所長 |
渡部 悦和(わたなべ よしかず、1955年(昭和30年)8月1日 - )は、日本の元陸上自衛官。第36代東部方面総監。
人物・来歴
[編集]愛媛県出身。
略年譜
[編集]- 1978年(昭和53年)3月:東京大学工学部を卒業、一般幹部候補生(U)として入隊
(78幹候、防大22期相当。同期の東大卒生に、中川義章がいる。) - 1989年(昭和64年)1月1日:3等陸佐に昇任、外務省出向
- 1991年(平成3年)~1993年(平成5年):ドイツ連邦軍指揮幕僚大学校留学
- 1992年(平成4年)7月:2等陸佐に昇任
- 1997年(平成9年)1月:1等陸佐に昇任
- 1998年(平成10年)8月3日:陸上幕僚監部教育訓練部訓練課演習班長
- 2000年(平成12年)8月1日:第28普通科連隊長兼函館駐屯地司令
- 2002年(平成14年)3月22日:陸上幕僚監部人事部補任課長
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)7月28日:東部方面総監部幕僚副長
- 2006年(平成18年)8月4日:自衛隊東京地方協力本部長
- 2007年(平成19年)9月1日:防衛研究所副所長
- 2008年(平成20年)3月24日:陸上幕僚監部装備部長
- 2009年(平成21年)7月21日:陸将に昇任、第31代 第2師団長に就任
- 2010年(平成22年)7月26日:陸上幕僚副長
- 2011年(平成23年)8月5日:第36代 東部方面総監
- 2013年(平成25年)
- 8月22日:退官
- 12月21日:富士通システム統合研究所に再就職(研究所長)[1]
- 2015年(平成27年)6月:ハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー
栄典
[編集]- 2012年(平成24年)3月14日: リージョン・オブ・メリット・オフィサー(将校級勲功勲章)[2]
著書
[編集]- 『米中戦争 そのとき日本は』 講談社現代新書、2016年
- 『中国人民解放軍の全貌 習近平 野望実現の切り札』 扶桑社新書、2018年
- 編著『ケーススタディで背筋が凍る日本の有事』 ワニブックスPLUS新書、2018年
- 『自衛隊は中国人民解放軍に敗北する!? 専守防衛が日本を滅ぼす』 扶桑社新書、2020年11月
- 『日本はすでに戦時下にある すべての領域が戦場になる「全領域戦」のリアル』 ワニ・プラス、2022年2月
- 『宇宙安全保障 宇宙がもたらす恩恵と宇宙の軍事脅威増大の相克』 育鵬社、2024年6月
- 以下は共著
- 江崎道朗と『言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ!』 扶桑社、2019年
- 尾上定正・小野田治・矢野一樹と『台湾有事と日本の安全保障―日本と台湾は運命共同体だ』 ワニブックスPLUS新書、2020年2月
- 佐々木孝博と『現代戦争論―超「超限戦」』 ワニブックスPLUS新書、2020年7月
- 田村秀男と『経済と安全保障』 育鵬社、2022年1月
- 佐々木孝博・井上武と『ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛』 ワニブックスPLUS新書、2022年6月
- 佐々木孝博・井上武と『プーチンの「超限戦」―その全貌と失敗の本質』 ワニ・プラス、2022年12月。続編
- 下園壮太と『折れない心を育てる 自衛隊式メンタルトレーニング』 ワニ・プラス、2024年2月
脚注
[編集]- ^ 防衛省・自衛隊 (2013年11月27日). “防衛人事審議会答申等 平成25年 離職者議決書” (PDF). 2014年11月27日閲覧。
- ^ 東方総監に米勲章(朝雲新聞社web・2012年3月)
出典
[編集]- 『防衛年鑑2010』(防衛年鑑刊行社)及び防衛省人事発令(2011~2013将人事)
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