渡部重十
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生誕 |
1953年11月2日(71歳) 日本 北海道中川郡幕別町[1] |
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国籍 | 日本 |
研究分野 |
地球物理学 惑星科学 |
研究機関 |
宇宙科学研究所 拓殖大学 カナダ国立科学院 北海道情報技術研究所 東北大学 北海道大学 北海道情報大学 |
出身校 |
弘前大学(学部) 新潟大学(修士課程) 東北大学(博士課程) |
プロジェクト:人物伝 |
渡部 重十(わたなべ しげと、1953年11月2日 - )は、日本の地球物理学者・惑星科学者。専門は地球惑星大気科学、プラズマ物理学、地球惑星電磁圏物理学[2]。理学博士。北海道大学名誉教授および北海道情報大学経営情報学部教授、同宇宙情報センター長、副学長[3]。
来歴・人物
[編集]北海道中川郡幕別町生まれ[1]。1972年北海道帯広三条高等学校卒業[4]。弘前大学理学部卒業後新潟大学大学院修士課程に進学[2]。修士課程修了後東北大学大学院理学研究科博士課程に進学し、1984年博士課程修了[2]。「Studies on the stability of the planetary ionospheres : for the cases of Venus and the earth ionosphere(惑星電離層の安定に関する研究 : 金星及び地球の電離層の場合)」[5]。 文部省宇宙科学研究所研究生、拓殖大学工学部非常勤講師を経て1989年カナダ国立科学院ヘルツベルグ宇宙物理学研究所研究員、1991年北海道情報技術研究所研究主幹。その後、東北大学助教授を歴任し1998年より北海道大学理学研究科教授[2]。2014年4月より北海道大学客員教授、北海道情報大学教授[3]。2017年4月 北海道大学客員教授を退任。同名誉教授、地球電磁気・地球惑星圏学会会長。
研究活動
[編集]地球を含む惑星の大気・プラズマの構造と運動について、宇宙探査機・望遠鏡・コンピュータシミュレーションを用いて研究している。具体的には地球・金星・火星・木星の大気・プラズマ、地球・金星・木星のオーロラ、地球・火星大気の流出、太陽系外惑星の探査等を研究テーマとしている。
著作
[編集]- 『情報系のための電子工学概論』 森北出版、1994年4月、ISBN 978-4627790605、三枝武男との共著
- 『地球惑星科学入門』 北海道大学出版会、2010年11月10日、ISBN 978-4-8329-8195-9、在田一則・竹下 徹・見延庄士郎との共編著
参考文献
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ a b 春休み天文教室・講演会 日本の惑星探査機 - なよろ市立天文台きたすばる公式サイト内のページ
- ^ a b c d 北海道大学プロフェッサー・ビジット 惑星オーロラから宇宙環境を探る
- ^ a b “北海道情報大学 教員一覧”. 2016年10月21日閲覧。
- ^ 『平成17年版 帯広三条高等学校常磐同窓会会員名簿』 北海道帯広三条高等学校常磐同窓会名簿発刊委員会、2005年10月10日発行、338頁
- ^ 博士論文書誌データベース