温湯温泉 (青森県)
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温湯温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 青森県黒石市 |
交通 | 弘南鉄道弘南線黒石駅より路線バスで約20分 |
泉質 | ナトリウム - 塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 60 °C |
温湯温泉(ぬるゆおんせん)は、青森県黒石市(旧国陸奥国)の黒石温泉郷にある温泉。
泉質
[編集]- ナトリウム-塩化物泉
- 源泉温度60℃
泉温は決して低くなく、よく温まるので「温湯(ぬるゆ)」と言うようになった。
効能
[編集]温泉街
[編集]共同浴場「鶴の湯」を中心に、その周囲に「温泉客舎」が立ち並ぶ。温泉宿舎はいずれも明治後期から大正にかけての木造建築であり、鄙びた温泉場の風景を構成している。
また、各温泉客舎は内湯を持たず、客は外湯に入りに行く、という昔ながらの湯治場のスタイルを守っている。但し、全ての宿泊施設が内湯を持たないわけではなく、内湯がある旅館も存在する。
温泉街では、毎年7月下旬の土用の丑の日に近い土曜日、日曜日に「温湯丑湯まつり」が行われる。これは、牛の形をした御神体を温泉の中に入れる行事である。
温湯は温湯こけしの発祥地でもある。こけしで有名な温泉地は、他にも遠刈田温泉、土湯温泉、鳴子温泉などがある。
歴史
[編集]開湯は、400数十年前に脚が折れて傷を癒している鶴が芦原に舞い降り、7日間で回復して飛び去ったという伝説から「鶴泉」または「鶴羽立」と称され、古くから湯治客で賑わった[1]。共同浴場にその名前が残る。明治時代にあった火事で歴史資料の多くが焼失しており、大火以前の詳細な歴史は不明な点が多い。
共同浴場は2001年11月8日に改装され、同時に開湯伝説にちなんで「鶴の湯」と名づけられた。