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港道隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

港道 隆(みなとみち たかし、1953年 - 2015年)は、日本哲学研究者。甲南大学名誉教授。

エマニュエル・レヴィナスジャック・デリダなどのフランス現代哲学を研究。デリダ『精神について』等の訳業でも知られる。

経歴

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1977年東京外国語大学卒業[1]。1988年パリ第一大学哲学博士。1989年甲南大学文学部助教授。1995年同教授。2013年甲南大学人間科学研究所長。

著作

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翻訳

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  • 『精神について - ハイデッガーと問い』(デリダ、人文書院) 1990、のち 新版 平凡社ライブラリー 2009
  • 『実践感覚』(ブルデュー今村仁司, 福井憲彦共訳、みすず書房) 1988 - 1990
  • 『人はなぜ笑うのか? - フロイトと機知』(サラ・コフマン、中村典子,神山すみ江共訳、人文書院) 1998
  • 『アポリア - 死す「真理の諸限界」を[で/相]待-機する』 (デリダ、人文書院) 2000
  • 『狼男の言語標本 - 埋葬語法の精神分析 / 付・デリダ序文“Fors”』(ニコラ・アブラハム, マリア・トローク、森茂起, 前田悠希共訳、法政大学出版局) 2006

脚注

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  1. ^ 港道隆教授 業績一覧」『甲南大學紀要. 文学編』第166号、甲南大学文学部、2015年、6-9頁、ISSN 04542878CRID 1520572357666604544