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港鉄軽鉄南京浦鎮電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
港鉄中国南京浦鎮電車

1112号車、507系統運用中
1134号車、705系統運用中
基本情報
製造所 南京浦鎮車輛廠
製造年 2008年~2010年(1次車)
2018年~(2次車)
投入先 2009年12月14日(1次車)
2020年11月17日(2次車)
主要諸元
編成 1次車:1M0T/2M0T
2次車:1M0T/1M1T
軸配置 B′B′
軌間 1,435 mm
電気方式 直流750 V
架空電車線方式
最高運転速度 70 km/h
設計最高速度 80 km/h
減速度(常用) 4.68 km/h/s
編成定員 285名/両(1次車)
245名/両(2次車)
編成重量 27.5 t(1次車自重)
27.95 t(2次車自重)
全長 20,200 mm
全幅 2,650 mm
全高 3,415 mm
主電動機 三菱電機
かご形三相誘導電動機
主電動機出力 120 kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 三菱電機製
1次車:MAP-122-75V67A
2次車:MAP-122-75V67B
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中国南京浦鎮電車(ちゅうごくなんきんほちんでんしゃ)は、香港九広鉄路(KCR)が保有するMTR軽鉄線の直流電車。中華人民共和国南京浦鎮車輛廠で製造された、合約号は KRS999(1次車)と K1846-15E(2次車)。港鉄(香港 MTR)に貸し出す形をとっている。先頭外形は Goninan 電車と異なっているが運用は各電車とも共通である。

概要

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1次車

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西鉄線南昌駅紅磡駅間が開通した影響で軽鉄の乗客が増加した為、KCRは2007年に22両電車(1次車)を増備し、軽鉄線に投入した。車両番号は1111から1132。電車ではIGBT素子VVVFインバータ制御と三相誘導電動機を採用した車両である。

この車両は当初より先頭部にLED式の行先表示機と後部に系統番号表示機を採用し、新しい塗装で導入されている。この電車は37名分の座席を有し、「半座位」(ポーチシート)は設置されていない。

2次車

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軽鉄乗客の増加に対応すると川崎電車を置き換えるため、港鉄は2016年に40両電車(2次車、制御車30両と付随車10両)を増備し、2020年から軽鉄線に投入した。車両番号は、制御車は1133から1162、付随車は1211から1220。

2023年1月現在、1153~1162号車はまだ運用されていない。

記事

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1次車

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  • 2009年12月28日、1111号車と1112号車が正式に運用を開始、507系統と751系統で運用されている。
  • 2010年3月15日、1113号車が正式に運用を開始、505系統で運用されている。
  • 2010年3月22日、1114号車が正式に運用を開始。
  • 2010年4月19日、1116号車が正式に運用を開始、706系統で運用されている。
  • 2010年4月26日、1115号車が正式に運用を開始、705系統で運用されている。
  • 2010年7月に610、614系統で運用されている。
  • 2010年8月23日に1117、1118号車が正式に運用を開始、761P系統で運用されている。
  • 2010年8月31日に1119、1120、1121号車が正式に運用を開始。
  • 2010年9月1日、1122号車が正式に運用を開始。
  • 2010年9月20日、1123号車が正式に運用を開始。
  • 2010年11月3日に1124、1125、1126号車が正式に運用を開始。
  • 2011年1月2日、1次車の全部22両電車正式に運用を開始。

2次車

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  • 2020年11月17日、1133-1211編成が正式に運用を開始、610・751・751P系統で運用されている。
  • 2021年3月15日、1134-1212編成が正式に運用を開始、614P系統と615P系統で運用されている。
  • 2021年4月22日、1135-1213編成が正式に運用を開始。
  • 2021年8月10日、1136-1214編成が正式に運用を開始、705系統と706系統で運用されている。
  • 2021年8月30日、1137-1215編成が正式に運用を開始。
  • 2021年10月12日、1138-1216編成が正式に運用を開始。
  • 2022年2月9日、1139-1217編成が正式に運用を開始。
  • 2022年4月14日、1140-1218編成が正式に運用を開始、505系統で運用されている。
  • 2022年4月20日、1141-1219編成が正式に運用を開始。
  • 2022年7月8日、1142-1220編成が正式に運用を開始、2次車の全部10両付随車正式に運用を開始。
  • 2022年9月23日、1143号車と1144号車が正式に運用を開始。
  • 2022年11月9日、1145号車と1146号車が正式に運用を開始。
  • 2022年12月1日、1147号車と1148号車が正式に運用を開始。
  • 2023年1月3日に1149、1150、1151、1152号車が正式に運用を開始。

関連項目

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