満願寺 (足立区)
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満願寺 | |
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所在地 | 東京都足立区栗原3丁目6-6[1] |
位置 | 北緯35度46分42.9秒 東経139度47分07.0秒 / 北緯35.778583度 東経139.785278度座標: 北緯35度46分42.9秒 東経139度47分07.0秒 / 北緯35.778583度 東経139.785278度 |
山号 | 迦羅陀山[1] |
宗旨 | 真言宗[2] |
宗派 | 豊山派[2] |
本尊 | 延命地蔵菩薩[1] |
開山 | 天正2年(1574年)[1] |
正式名 | 迦羅陀山千蔵院滿願寺[1] |
法人番号 | 2011805000306 |
満願寺(まんがんじ)は、東京都足立区にある真言宗豊山派の寺院。新四国四箇領八十八箇所霊場第3番札所[3]。満願寺幼稚園が中に併設されている。
歴史
[編集]詳しい創建時期は分かっていないが、1573~1592年の間に創建された[4]。
明治時代の初め宗派名の改称に伴い、真言宗新義派になったが、1900年に再び改称があり新義真言宗豊山派になった。
その後、戦時中に真言宗各派合同のためこの宗派は解散したが、1946年以降に再び分離し、真言宗豊山派と称するようになった。
1877年には本堂・庫裡を始め大師堂もあったが、大師堂はその後取り壊されたらしい。
1923年9月の関東大震災により諸堂宇は大破し、1945年4月13日の空襲によって本堂・庫裡は焼失してしまったが、1970年に現在の本堂・山門を再建した。
1985年、尾竹橋通りが境内墓地の一部を縦貫したため、墓地の大改葬を行った。
1991年には客殿、庫裏が完成している[5]。
境内
[編集]- 山門
- 本堂―1923年(大正12年)9月の関東大震災により焼失したが、1970年(昭和45年)に再建[2]。本尊の延命地蔵菩薩像が安置されている。
- 墓地
- 墓碑―旧墓地のあった場所に建てられている[6]。
- 庫裡
- 関東大震災横死者群霊供養塔―1923年(大正2年)年9月1日の関東大震災により横死した、48名の霊を供養するために建てられた塔[2]。境内墓地の奥にある。
- たぬき塚の碑―たぬきにまつわる昔話にちなんで1988年(昭和63年)に作られる[2][7]。山門を入って左側の塀に沿って建てられている[2]。
年中行事
[編集]1月20日 修正会[1]
7月13日~15日 孟蘭盆法会[1]
7月24日 お施餓鬼会[1]
交通アクセス
[編集]- 鉄道
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・東武大師線西新井駅下車、徒歩10分[1](経路案内)。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『足立区仏教会その歩みと名鑑』足立区仏教会、1989年
- 『足立風土記稿 地区編5 梅島』足立区教育委員会
- 『絵で見る年表 足立風土記』足立区教育委員会、1992年
- 『足立区における神社・寺院』足立区教育委員会
- 『ブックレット足立風土記 梅島地区』足立区教育委員会、2002年