源哲麿
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源 哲麿(みなもと てつまろ、1925年11月21日[1] - 2020年3月30日[2])は、日本のドイツ文学者、専修大学名誉教授[2]。中学校の社会科教員(勤務校:箕面市立第一中学校など)も務めた[要出典]。
人物・来歴
[編集]島根県に生まれる。学徒出陣し、復員後京都帝国大学文学部哲学科を経て、同大学院(旧制)を修了する。[要出典]
専修大学文学部助教授を経て、経済学部教授に就任し、1996年に定年で退職、名誉教授となる[3]。
この間、私生活では妻が胃癌を発症、その病床生活を綴った『青い水底で眠りたい ガン患者の病床覚書』を(共著として)1990年に刊行している[4][5]。
2020年3月30日に死去(満94歳没)[2]。
著書
[編集]- 『文学の確認 評論・エッセイ集』〈笠間選書〉 笠間書院、1977年5月
- 『文学の原論』彩流社、1982年9月
- 「ヨーロッパ文芸思潮 源流篇」『海塔』文学の会、1989年7月
- 『私本文学論集』専修大学出版局、1995年10月
- 共著
- 『青い水底で眠りたい ガン患者の病床覚書』(源照子との共著)彩流社、1990年8月
翻訳
[編集]- ライナー・マリア・リルケ『ベンヴェヌータとの愛の手紙』河出書房新社、1973年
- スヴェント・レオポルト『ゲーテの猫 もしくは、詩と真実』リブロポート、1984年6月
- ボジェナ・ニェムツォヴァー『チェコのお婆さん』彩流社、2014年7月
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ a b c ニュース専修WEB版 2020年4月号(第592号) - 専修大学(2020年4月15日、p.5を参照)2023年6月18日閲覧。
- ^ 「源哲麿教授履歴・業績」『専修経済学論集』 (源哲麿教授退職記念号) 第30巻3号、1996年3月、pp. 261 - 266
- ^ 闘病記一覧(その1) - 大阪府立中央図書館資料展示「笑いと健康」(2007年)2021年7月22日閲覧。
- ^ 青い水底で眠りたい ガン患者の病床覚書 - Amazon.com(2021年7月22日閲覧)