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源師教

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

源 師教(みなもと の もろのり、生没年不詳)は、平安時代後期の貴族歌人村上源氏俊房流大納言源師頼の子。官位従四位上弾正大弼

経歴

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正五位下侍従に叙任された後、鳥羽院政期中期の康治2年(1143年阿波権守を兼ねる。のち、従四位下弾正大弼に叙任され、鳥羽院政期末の久寿2年(1155年)従四位上に至る。

人物

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勅撰歌人として『千載和歌集』1首の和歌作品が入集している[1][2]徳大寺実定の歌集『林下集』の中に、「師教朝臣家にて、おなじ心を」[3]、「師教君家にて、水鳥」[4]などの詞書が記されていることから、師教が自邸でしばしば歌会を開催していた様子が窺われる。

官歴

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系譜

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尊卑分脈』による。

脚注

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  1. ^ 『勅撰作者部類』
  2. ^ 『千載和歌集』雑中1075に
  3. ^ 『林下集』19
  4. ^ 『林下集』651
  5. ^ a b 『本朝世紀』
  6. ^ a b 『大間成文抄』第5
  7. ^ a b 『兵範記』
  8. ^ 『山槐記』
  9. ^ 『為親卿記』

参考文献

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