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源惟正女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

源惟正女(みなもと の これまさ の むすめ、生年不詳 - 寛和2年5月8日986年6月17日))は、平安時代中期の女性。藤原実資の妻。

略歴

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源惟正の娘。母は藤原国章の娘[1]か。知られる限り藤原実資の最初の妻であり、結婚の時期は天延元年(973年)か天延2年(974年)頃で、実資が17-8歳のころであったとされる[2]

寛和元年(985年)には一女を出産している。寛和2年(986年)5月8日死去[3]

忘れ形見である娘への実資の寵愛ぶりは『小右記』の随所に記されているが、病弱で正暦元年(990年)に6歳で他界している。

参考文献

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  • 『平安時代の信仰と宗教儀礼』(続群書類従完成会 、2000年、366p)
  • 『前近代日本家族の構造』(弘文館、1983年、185p)

脚注

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  1. ^ 関口力の説(関口『摂関時代文化史研究』思文閣出版〈思文閣史学叢書〉、2007年、pp. 30-31。)
  2. ^ 1983 & 弘文館, p. 185.
  3. ^ 続群書類従完成会 2000, p. 366.