滋賀重列
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滋賀 重列(しが しげつら、1866年 - 1936年)は、日本の建築家。
人物
[編集]イリノイ大学留学後、東京高等工業学校(現東京工業大学)の建築科創設に関わり初代建築科長。1903年(明治36年)『建築雑誌』に発表した「住家(改良の方針に就いて)」は、日本における先駆的な住宅改良論として知られている。住宅産業の草分けであるあめりか屋の顧問もつとめ、明治・大正期において日本の住生活水準の向上に貢献した。
略歴
[編集]- 1884年 東京府中学校(現日比谷高)卒業
- 1893年 イリノイ大学建築学科卒業
- 1894年 東京工業学校(1901東京高等工業学校と改称)附設工業教員養成所木工科授業方取調
- 1902年 東京高等工業学校建築科教授、建築科長
- 1917年 同校退官、あめりか屋顧問
- 1923年の関東大震災後、蔵前から大岡山に移転した東京高等工業学校に嘱託として復帰し、1930年まで復興建築の設計及び計画調査をつとめた(この間1929年東京高等工業学校は東京工業大学に昇格)
学位
[編集]- 1905年 マスターオブアーキテクチャー(イリノイ大学)
作品
[編集]脚注
[編集]- ^ 内田青蔵、昭和6年竣工の建築家滋賀重列の自邸について、日本建築学会大会学術講演梗概集、1998