滴板
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別名 | 点滴板[1] |
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用途 | 微量定性反応容器 |
関連器具 | マイクロプレート、スライドグラス、時計皿、試験管 |
滴板[2](てきばん、英:spot plate[3])は実験器具のひとつで、くぼみを多数有する磁器の板である。くぼみに試料を微量とり、これに1滴の反応液を滴下し、その呈色や沈殿反応等を以て、成分の検出、同定を行う[4]。このような定性分析は、点滴分析や斑点試験と呼ばれる[5](英:spot test)。
脚注
[編集]- ^ 赤塚 政美; 天本 宏太郎; 吉永 節洋 (1970), “チオ尿素類の定性分析”, 分析化学 (日本分析化学会) 19 (10): p. 1427, ISSN 05251931
- ^ 厚生労働省 (2006), 日本薬局方 (第15改正 ed.), 厚生労働省, pp. 140, 689, 690, 平成18年厚生労働省告示第285号 2009年10月19日閲覧。
- ^ 標準学術用語辞典編集委員会, ed. (1961), 標準学術用語辞典 新旧・英独対照 化学編, 東京: 誠文堂新光社, p. 45, 全国書誌番号 61010702
- ^ 江指隆年ら (2005), 食品衛生検査指針理化学編 公定検査法等詳解, 日本食品衛生協会, p. 787, ISBN 9784889250039
- ^ 大辞林 第二版「点滴分析」