コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

漳州空軍基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
漳州空軍基地
Zhangzhou Airbase

漳州机场(漳州龍溪军用机场)
Sentinel-2による衛星画像(2023年10月)
IATA: noneICAO: none
概要
所有/運営者中国人民解放軍東部戦区
所在地中華人民共和国の旗 中華人民共和国福建省漳州市
標高38 ft / 12 m
座標北緯24度33分42秒 東経117度39分17秒 / 北緯24.56167度 東経117.65472度 / 24.56167; 117.65472座標: 北緯24度33分42秒 東経117度39分17秒 / 北緯24.56167度 東経117.65472度 / 24.56167; 117.65472
地図
漳州空軍基地の位置(福建省内)
漳州空軍基地
漳州空軍基地
福建省での位置
滑走路
方向 全長 表面
ft m
09/27 7,850 2,400 舗装

漳州空軍基地(しょうしゅうくうぐんきち)は中華人民共和国福建省漳州市にある中国人民解放軍空軍(東部戦区)の基地。

概要

[編集]

英語ではZhangzhou Air Base (Airfield)と称される[1]中華民国(台湾)の台北から約400キロメートル、高雄まで約345キロメートルの距離に存在する[1][2]

設備

[編集]

2022年2月の衛星画像から、少なくとも掩体壕が24棟確認されているほか、3カ所の地対空ミサイルサイト(SAMサイト)、隠匿された燃料貯蔵所が設置されている[1]

SAMサイトのうち1カ所は大型かつ複雑なもので、2基のS-300あるいはHQ-9システムを配備できるとされる。残り2箇所はそれより小型のもので、同時にHQ-9が設置されている[1]

配備されている航空機

[編集]

2022年時点で固定で配備されている飛行隊はないとされるが、設備上は戦闘機を運用する1個旅団が展開可能であると分析されている。また、以下の航空機が確認されている[1]

  • J-10 - 2022年2月に確認
  • J-7W(無人機型) - 2020年3月に確認
  • Y-8 - 2022年2月に確認

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f Daniel Rice (2022年11月). “Hardened Shelters and UCAVs:Understanding The Chinese Threat Facing Taiwan”. Mitchell Institute for Aerospace Studies. 2023年10月28日閲覧。
  2. ^ Major Construction Underway At Three Of China’s Airbases Closest To Taiwan”. The War Zone (2021年10月). 2023年10月28日閲覧。

関連項目

[編集]