潘南朴氏
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潘南朴氏 | |
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国 | 朝鮮 |
領地 | 羅州市 |
家祖 | 朴応珠 |
著名な人物 | 仁聖王后、懿仁王后、朴趾源、綏嬪朴氏、朴珪寿、朴定陽、朴斉純、朴泳孝、朴婉緒、朴南春、朴良雨、朴映宣 |
반남박씨대종중 |
潘南朴氏 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 반남박씨 |
漢字: | 潘南朴氏 |
発音: | パンナム=パクシ |
潘南朴氏(パンナンバクし、はんなんぼくし、반남박씨)は、朝鮮の氏族の一つである。本貫は全羅南道羅州市である。2015年に韓国で行われた調査での人口は160,964人[1]。
始祖
[編集]始祖朴応珠は、現在の全羅南道羅州市潘南面を中心にした高麗末期の豪族である。新羅の朴赫居世の子孫で、高宗期(13世紀)には潘南県戸長を務めた。
朴応珠の6世孫朴訔が朝鮮太宗の時に潘南君、その後錦川府院君にも任命され、累代の居住地潘南を本貫とすることになった。朴応珠の墓を明堂に使って一族が寝起きしたという伝説があり、「반남 박씨 벌 명당에 묘쓰고 벌 떼처럼 일어났다」という言葉が伝えられる[2]。
行列字
[編集]潘南朴氏の行列はすべての派において共通である[3]。しかし、人口増加に伴い、27代からは行列字の選択が認められ、ただし、同一家族内では一つに統一することを推奨している。
○世孫 | 1(始祖) | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
行列字 | - | - | ○무(茂) | - | 상○(尙) | - | - | 병○(秉) | 림○(林) | ○년(年) |
○世孫 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
行列字 | - | 응○(應) | 동○(東) | - | 세○(世) | 태○(泰) | 필○(弼) | 사○(師) | ○원(源) | 종○(宗) |
○世孫 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
行列字 | ○수(壽) | 제○(齊) | ○양(陽) | 승○(勝) | ○서(緖) | 찬○(贊) | ○우(雨) ○하(夏) ○준(雋) |
천○(天) 인○(仁) 지○(持) |
○춘(春) ○승(承) |
헌○(憲) 영○(寧) |
○世孫 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | ||||
行列字 | ○오(吾) ○오(五) |
장○(章) 재○(宰) |
○호(虎) ○순(純) |
겸○(謙) 선○(善) |
○욱(旭) ○구(九) |
평○(平) 두○(斗) |
人口分布と集姓村
[編集]2015年統計によると、多くの自治体の総人口に占める比例が1%未満であるが、忠清南道錦山郡(1,245人、総人口の2.48%)では2%を超えている[4]。
- 慶尚北道栄州市(1,580人、総人口の1.54%)
- 可興2洞
- 全羅北道完州郡(497人、総人口の0.57%)
- 鳳東邑九尾里
- 慶尚南道山清郡(290人、総人口の0.91%)
- 生草面於西里
- 黄海道殷栗郡
- 二道面於陽里
- 長連面[5]
著名な人物
[編集]朝鮮時代には、文科及第者215人、相臣7人、大提学2人、王妃2人、側室1人を輩出するなど、多くの政治家や学者を輩出した。
時代 | 姓名 | 説明/出典 |
---|---|---|
高麗 | 朴応珠 | 潘南朴氏始祖[6] |
高麗 | 朴訔 | 高麗末、朝鮮前期の文臣[7] |
朝鮮 | 仁聖王后 | 朝鮮 仁宗の王妃[8] |
朝鮮 | 懿仁王后 | 朝鮮 宣祖の王妃[9] |
朝鮮 | 朴世采 | 文廟に祭られている功臣[10] |
朝鮮 | 朴世堂 | 朝鮮の実学者[11] |
朝鮮 | 綏嬪朴氏 | 朝鮮 正祖の側室[12] |
朝鮮 | 朴趾源 | 朝鮮の実学者[13] |
朝鮮 | 朴珪壽 | 朝鮮の学者[14] |
朝鮮 | 朴泰輔 | 朝鮮の学者[15] |
朝鮮末期 | 朴定陽 | 朝鮮 末期の政治家[16] |
朝鮮末期 | 朴泳孝 | 朝鮮 末期の政治家[17] |
朝鮮末期 | 朴斉純 | 朝鮮 末期の政治家[18] |
日本統治時代 | 朴賛翊 | 独立活動家[19] |
大韓民国 | 朴啓陽 | 大韓民国初の医師(医師免許第1号)[20] |
大韓民国 | 朴賛法 | 企業家(クムホアシアナグループ会長)[21] |
大韓民国 | 朴賛淑 | 前国会議員[22] |
注釈
[編集]- ^ “KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月19日閲覧。
- ^ “반남 박씨 득성 이야기”. 사랑방뉴스. (2008年6月23日) 2008年9月2日閲覧。
- ^ “:::반남박씨 홈페이지:::”. www.bannampark.org. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “본관분포”. sgis.kostat.go.kr. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “박씨(朴氏) 본관(本貫) 반남(潘南)입니다.”. www.findroot.co.kr. 2022年7月27日閲覧。
- ^ “오류 안내”. andong.grandculture.net. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박은” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “인성왕후” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “의인왕후” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박세채” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박세당” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “수빈박씨” (朝鮮語). m.terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박지원” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박규수” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박태보” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박정양” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박영효” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박제순” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박찬익” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ “박계양” (朝鮮語). terms.naver.com. 2022年9月6日閲覧。
- ^ 입력: 2009.07.29 01:19 (2009年7月29日). “박찬법 새 회장…박삼구 회장과 동갑친구 ‘45년 금호맨’” (朝鮮語). www.khan.co.kr. 2022年9月6日閲覧。
- ^ 쿠키뉴스 (2009年10月29日). “박찬숙 도운 박찬숙 “난 정치 안해요”” (朝鮮語). 쿠키뉴스. 2022年9月6日閲覧。