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澤井 芳男(さわい よしお、1913年[1]〈大正2年〉 - 2004年〈平成16年〉)は、日本の医学者。奄美・沖縄に生息する世界的な猛毒蛇「ハブ」の血清造りに心血を注いだ。東京大学名誉教授、日本初の蛇研究施設、日本蛇族学術研究所を群馬県新田郡薮塚本町(現・太田市)に開設、理事長を歴任。
紫綬褒章、勲三等旭日中綬章受章。
彼の一生を描いたノンフィクション本『毒蛇(どくへび)』(小林照幸著、TBSブリタニカ、文春文庫の『完本 毒蛇』に収録)が出版された。当作品は第一回開高健賞奨励賞を受賞(25か国776作品の一席)。
姉はマクロビオティック運動家の桜沢里真[2]。
- ^ WorldCat
- ^ フローラさん(桜沢里真先生の実妹)のこと