澤村修治
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澤村 修治(さわむら しゅうじ、1960年 - )は、日本の編集者、人文学者。本名、横手拓治[1]。淑徳大学教授。
来歴
[編集]東京生まれ。千葉大学人文学部卒業後、牧野武朗に編集を学ぶ。中央公論社・中央公論新社などで37年にわたり編集者を務め、中公新書ラクレや中公選書の創刊編集長を担当した。
2020年3月に中央公論新社を定年退職。同年4月より淑徳大学人文学部表現学科教授となる。また、思想誌『ひらく』編集委員長を務める[2][3]。2022年「唐木順三 あめつちとともに」で博士(文学)〔千葉大学〕[4]。
連載
[編集]TV出演
[編集]- 特別シリーズ「日本人とはそも何者ぞ」(西部邁、浜崎洋介との共演。MXテレビ、2017年6月17日~2018年1月27日、全20回)
- 『西部邁最後の思索「日本人とは、そも何者ぞ」』 飛鳥新社(2018年5月)で書籍化。
著書
[編集]- 『徳田秋聲、仮装と成熟』(開港堂発行、ライトハウス開港社[7]発売、2010年3月) ISBN 978-4905200024
- 『宮澤賢治と幻の恋人 澤田キヌを追って』(河出書房新社、2010年8月) ISBN 978-4-309020-02-0
- 『悲傷の追想 「コギト」編集発行人、肥下恒夫の生涯』(ライトハウス開港社、2012年10月) ISBN 978-4-905200-04-8
- 『日本のナイチンゲール従軍看護婦の近代史』(図書新聞、2013年8月) ISBN 978-4-886114-52-5
- 『天皇のリゾート 御用邸をめぐる近代史』 (図書新聞、2014年12月) ISBN 978-4886114600
- 『敗戦日本と浪曼派の態度』 (ライトハウス開港社、2015年12月) ISBN 978-4905200055
- 『唐木順三-あめつちとともに』(ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉、2017年6月)ISBN 978-4623080557
- 『西郷隆盛-滅びの美学』(幻冬舎新書、2017年9月)ISBN 978-4344984677
- 『幕末青春伝 西郷隆盛―時代をかけぬけた男』(理論社、2017年12月) ISBN 978-4652202418
- 『ベストセラー全史 【現代篇】』(筑摩選書、2019年6月)ISBN 978-4480016836
- 『ベストセラー全史 【近代篇】』(筑摩選書、2019年7月)ISBN 978-4480016843
- 『日本マンガ全史 「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで』(平凡社新書、2020年6月)ISBN 978-4582859447
編著・編訳書
[編集]- 『宮澤賢治のことば ほんとうの幸(さいわい)をさがしに』(編著。理論社、2012年2月) ISBN 978-4652042274
- 『八木重吉のことば こころよ、では行っておいで』(編著。理論社、2013年8月) ISBN 978-4652200193
- 『宮澤賢治、山の人生』(編著。エイアンドエフ、2016年1月) ISBN 978-4990706524
- ラッセル・カーク『幽霊のはなし』(編訳書。横手拓治名義。彩流社、2024年2月)ISBN 978-4-779129-53-7
脚注
[編集]- ^ 『日本マンガ全史 「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで』p.457
- ^ 『大村 智 - 2億人を病魔から守った化学者』独特の研究勘は、どのように培われたのか? HONZ、2015年10月18日
- ^ 『日本マンガ全史 「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで』著者紹介
- ^ https://sites.google.com/view/takuji-yokote-academic-data
- ^ “表現者塾・講師澤村修治「西郷南洲論」”. 西部邁ゼミナール TOKYO MX (2015年5月31日). 2015年7月29日閲覧。
- ^ https://hirakuweb.com/writer/sa/sawamurashuji/
- ^ ライトハウス開港社