濱野健
濱野 健 はまの たけし | |
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内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1947年8月27日(77歳) |
出生地 | 日本 神奈川県茅ヶ崎市 |
出身校 | 早稲田大学第一政治経済学部 |
称号 | 旭日小綬章 |
公式サイト | はまの健 品川区長 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2006年10月8日 - 2022年10月7日 |
濱野 健(はまの たけし、1947年8月27日[1] - )は、日本の政治家。元東京都品川区長(4期)。
略歴・人物
[編集]神奈川県茅ヶ崎市出身。生家は骨董屋[2]。1973年、早稲田大学第一政治経済学部卒業。同年、品川区役所入所。総務部職員課長、監査委員事務局長、企画部長を経て、2000年に品川区助役に就任。
2006年8月21日、品川区長の高橋久二が在任中に死去。高橋の死去に伴い10月8日に実施された品川区長選に自民党・民主党・公明党・社民党の推薦を受けて立候補。元都議の内藤尚、元区議の桜井恵子ら4候補を破り初当選を果たした[3]。
2010年、日本共産党推薦の候補者を破り再選。2014年、共産党推薦の候補者を破り3選。投票率は過去最低の23.22%[4]。
高橋区政を引き継ぎ、区内の小・中学校の一貫校化に尽力した[2]。
2018年品川区長選挙
[編集]2018年2月21日、任期満了に伴う区長選に4選を目指して立候補する意向を表明した[5]。その後、元安倍晋太郎秘書・元自民党都議の佐藤裕彦[6]と西本貴子区議が立候補の意向を表明[7][8]。佐藤は立憲民主党・日本共産党・自由党・都民ファーストの会の推薦を取り付け、羽田空港の新ルート案撤回を公約とし、西本も羽田空港新ルート反対の姿勢を明確に押し出した[9]。
同年9月30日執行の区長選は、現区政の批判票が佐藤と西本に割れたことにより(両名を合わせた得票率は51.87%)、自民党・公明党の推薦を得た濱野が4選を果たした[10]。
※当日有権者数:322,699人 最終投票率:32.71%(前回比:+9.49pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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濱野健 | 71 | 無所属 | 現 | 49,965票 | 48.13% | (推薦)自由民主党・公明党 |
佐藤裕彦 | 60 | 無所属 | 新 | 37,607票 | 36.23% | (推薦)立憲民主党・日本共産党・自由党・都民ファーストの会 |
西本貴子 | 57 | 無所属 | 新 | 16,240票 | 15.64% |
2022年6月23日、次期区長選は出馬せず今期限りで勇退することを表明し、10月7日に任期満了で退任した。
脚注
[編集]- ^ 特別区長会・品川区長プロフィール
- ^ a b 品川区長 小中一貫教育校に注力する理由日経DUAL 2015年4月17日
- ^ 過去の選挙結果(2006年10月から12月まで)
- ^ 品川区長選挙・品川区議会議員補欠選挙開票結果|品川区
- ^ “浜野・品川区長、4選出馬表明”. 産経新聞. (2018年2月22日) 2018年5月28日閲覧。
- ^ 「朝日新聞」1989年6月24日. 都議選の候補者一覧(墨田区・江東区・品川区)。
- ^ “品川区長選 佐藤氏出馬へ /東京”. 毎日新聞. (2018年4月7日) 2018年5月28日閲覧。
- ^ “品川区長選 西本区議が出馬表明 /東京”. 毎日新聞. (2018年7月13日) 2018年8月7日閲覧。
- ^ “品川区長選 4選の浜野さんが抱負「期待に政策で応える」”. 東京新聞. (2018年10月1日) 2018年10月1日閲覧。
- ^ 品川区長選挙・品川区議会議員補欠選挙開票結果|品川区
- ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日
外部リンク
[編集]- はまの健 品川区長
- 品川区長 はまの健の会 (hamanotakeshinokai) - Facebook
- 品川区長|品川区
公職 | ||
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先代 高橋久二 |
東京都品川区長 2006年 - 2022年 |
次代 森澤恭子 |