コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

瀬戸町 (長崎県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
せとまち
瀬戸町
廃止日 1955年2月11日
廃止理由 新設合併
多以良村松島村瀬戸町雪浦村大瀬戸町
現在の自治体 西海市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
西彼杵郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 6,907
国勢調査、1950年)
隣接自治体 西彼杵郡多以良村大串村雪浦村
瀬戸町役場
所在地 長崎県西彼杵郡瀬戸町樫浦郷
座標 北緯32度55分59秒 東経129度38分35秒 / 北緯32.93311度 東経129.64297度 / 32.93311; 129.64297 (瀬戸町)座標: 北緯32度55分59秒 東経129度38分35秒 / 北緯32.93311度 東経129.64297度 / 32.93311; 129.64297 (瀬戸町)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

瀬戸町(せとまち)は、長崎県西彼杵半島にあった西彼杵郡に属した。1955年(昭和30年)に隣接[1]する多以良村雪浦村および島嶼部の松島村と合併し、大瀬戸町となった。

現在の西海市大瀬戸町の中部、瀬戸地区にあたる。

地理

[編集]

西彼杵半島の西部に位置し、南西の海岸線を角力灘(五島灘)に接する。

  • 山:ヌク山
  • 島嶼:福島[2]
  • 河川:雪浦川、羽出川
  • 溜池:夫婦堤
  • 港湾:瀬戸港

沿革

[編集]

地名

[編集]

を行政区域とする。瀬戸町は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。(発足当初は瀬戸村)

  • 板浦郷(いたのうら)
  • 樫浦郷(かしのうら)
  • 下山郷(したのやま)
  • 西濱郷
  • 羽出川郷(はでがわ)
  • 東濱郷
  • 福島郷

名所・旧跡

[編集]
  • ホゲット石鍋製作所遺跡[4][5]

脚注

[編集]
  1. ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1955年2月1日
  2. ^ 大瀬戸町発足以降に海域が埋め立てられ、昭和40年代までに陸続きとなった。
    ※島嶼部の参考写真:USA-M4-27-3 1952年4月27日 米軍撮影の空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)
  3. ^ 長崎縣告示第三百三十八號 西彼杵郡瀬戸村を瀬戸町となすの件 長崎県公報 昭和3年5月30日付号外
  4. ^ 羽出川郷に所在。古代から中世にかけて滑石(かっせき)製石鍋を生産していたとされる遺跡。「ホゲット」とは、九州地方の方言のひとつである「ほげる」が転化したもので、当遺跡周辺の小字にホゲットウを称する地域が存在する。
    ※参考地図:長崎県西海市大瀬戸町瀬戸羽出川郷 ホゲット石鍋製作所遺跡 地理院地図(電子国土Web)
  5. ^ ホゲット石鍋製作所遺跡 文化遺産オンライン

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]