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瀬門神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瀬門神社

拝殿
所在地 愛知県西尾市吉良町瀬戸字宮西1
位置 北緯34度50分31.8秒 東経137度05分24.5秒 / 北緯34.842167度 東経137.090139度 / 34.842167; 137.090139 (瀬門神社)座標: 北緯34度50分31.8秒 東経137度05分24.5秒 / 北緯34.842167度 東経137.090139度 / 34.842167; 137.090139 (瀬門神社)
主祭神 天照大神豊宇気昆売神瓊々杵尊国常立神天兒屋根命[1]建速須佐之男少彦名命大己貴命[2]
社格郷社
創建 不明
安寧天皇年間とする資料あり[1]
例祭 10月19日[1]
(10月第3日曜日[2]
主な神事 馬駈神事
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瀬門神社(せとじんじゃ[1]、せもんじんじゃ[3])は、愛知県西尾市にある神社。旧郷社[1]瀬戸(せと)神社の表記とする資料もある[4]

由緒

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寛永8年(1631年10月5日の神職宅火災により社記を失ったため[2]、創建時期は不明[5](『神道大辞典』は安寧天皇年間創建と伝わるとしている[1])。建久6年(1195年[6]源頼朝東大寺再建時に上洛する折参詣し、社殿を修理したと伝えられる[4]永禄4年(1561年)、松平元康(家康)が吉良氏居城の東条城を攻略するため出陣した際、戦勝を祈願したと伝えられる[3]明暦3年(1657年)には、駮馬(まだらめ)村東条出身の幕府赤坂陣屋三河代官鳥山牛之助が願主となり再建されたとの記録がある。

古来から瀬戸・駮馬・寺嶋の三か村が共同で祀り、秋の祭礼では馬場(社殿東南の高原社南側)にて飾り馬による馬駈神事が行われる。

末社

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  • 御鍬(みくわ)社[4]
  • 稲荷社[4]
  • 海神(かいじん)社[4](海を「わだつみの」と読む資料もある[7]

文化財・その他

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  • 神事馬駈馬具(うまかけばぐ) - 室町時代江戸時代[8]前期 祭礼に奉納する飾り馬に用いる馬具。鞍11具、鐙11双[8]
  • 南極探検隊長・白瀬矗の墓 - 日本人として最初の南極探検を企てた白瀬矗の墓。

境内

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脚注

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参考文献

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  • 平凡社 編『神道大辞典 第二巻』1941年。NDLJP:1913348 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 978-4582490237 
  • 町村合併10周年記念町誌編集委員会 編『吉良町誌』国書刊行会、1987年。 
  • 愛知県神社庁 編『愛知県神社名鑑』1992年。 
  • 明治神社誌料編纂所 編『明治 神社誌料(上巻)』講談社、1912年。 
  • 愛知県高等学校郷土史研究会 編『愛知県の歴史散歩 下 三河』山川出版社、2005年。