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無伴奏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

無伴奏(むばんそう)とは、伴奏を伴わないこと、またはそのような楽曲を指す用語。通常は、伴奏を伴い演奏される単音楽器[1]声楽[2]が、特に伴奏を伴わないことを指し、区別するために用いる。主として西洋音楽で用いられる。

主な無伴奏作品

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ヴァイオリン

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無伴奏ヴァイオリン曲無伴奏ヴァイオリンソナタも参照。

ヴィオラ

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ヴィオラ・ソナタ#無伴奏ヴィオラ・ソナタも参照。

チェロ

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無伴奏チェロ曲も参照。

ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

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フルート

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フルートで演奏される曲目#無伴奏独奏曲も参照。

オーボエ

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オーボエ#無伴奏の独奏曲も参照。

  • ブリテン - オヴィディウスによる6つのメタモルフォーゼ 作品49

クラリネット

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無伴奏ソロ曲も参照。

独唱

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合唱

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無伴奏合唱曲はたくさんあるため、ここでは古典派以降の混声合唱曲に限定する。なお、バロック以前の作品については無伴奏で演奏可能なものも、歌う際にしばしば楽器を加えることがある。例えば、J・S・バッハのモテット主に向かいて歌え、新しき歌を BWV.225」は通奏低音つきで歌われることが多いが、松原千振・山田茂・岡部申之『合唱名曲ガイド110――ア・カペラによる混声合唱』(音楽之友社)にも収録されている。

女声合唱曲、児童合唱曲、男声合唱曲については各項目の「主な合唱曲」を参照。

脚注

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  1. ^ ヴァイオリンなど、和音を演奏することもできるが単音で演奏するのを常態とする楽器を含む。
  2. ^ 声楽の無伴奏を、特にア・カペラと呼ぶ。
  3. ^ 例えば、「ヴァイオリンソナタ」という語は、直訳すれば「ヴァイオリンによる演奏(曲)」ということになるが、この語は通常、“ヴァイオリン”と“鍵盤楽器”(ピアノなど)の伴奏とからなる編成の楽曲に用いられる。そこで、したがって、伴奏を伴わないヴァイオリン1本だけによるソナタは、区別するために「無伴奏ヴァイオリンソナタ」と呼ぶ。
  4. ^ また、打楽器にもあまり用いられない。

関連項目

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