熊取交流センター煉瓦館
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熊取交流センター煉瓦館 | |
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外観 (2021年11月) | |
情報 | |
用途 | 交流施設 |
旧用途 | 綿布工場 |
設計者 | 東畑建築事務所 |
施工 | 奥村組 |
建築主 | 熊取町 |
事業主体 | 熊取町 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート |
延床面積 | 2,032 m² |
所在地 |
〒590-0415 大阪府泉南郡熊取町五門西1‐10‐1 |
座標 | 北緯34度24分03.4秒 東経135度20分58.2秒 / 北緯34.400944度 東経135.349500度座標: 北緯34度24分03.4秒 東経135度20分58.2秒 / 北緯34.400944度 東経135.349500度 |
熊取交流センター煉瓦館(くまとりこうりゅうセンターれんがかん)は、大阪府泉南郡熊取町に所在する公民館 (交流施設)。大阪都市景観建築賞を受賞。
概要
[編集]1928年(昭和3年)[1]に建設された綿布工場を保存再生したもので、レンガ壁は建設当時のものをそのまま活かし、鋸屋根を再現するなど往時の工場の雰囲気を残している。生涯学習、芸術文化活動や歴史体験学習、軽スポーツなど一般利用可能[2]。設計は東畑建築事務所 。どこからでもレンガ工場の質感が感じ取れるよう、約30メートルのギャラリーロードや回遊動線を構成している[3]。施工は奥村組。2004年 (平成16年) 12月竣工。2006年、大阪都市景観建築賞大阪府知事賞を受賞[4]。2007年(平成19年)、経済産業省の近代化産業遺産に認定[1]。
施設案内
[編集]- コットンホール - 講義形式で最大120人、イス席のみで180人収容可能な多目的ホール
- 体験ホール - 熊取の歴史や文化を体験し、学ぶことができる展示室
- 交流ホール - 行政情報の発信・地場産品のPR、絵画などの作品展示、元小垣内区のだんじり常設展示
- ギャラリーロード - レンガ壁を活用した、壁面ギャラリー
- 講義室
- コミュニティ支援室 - 会議や打ち合わせなどに利用可能
- 染め工房 - 藍染や草木染などの制作の場
- レストラン
文化財
[編集]- 2003年3月3日に町指定有形文化財指定[5]
- 旧汽かん室 - 煉瓦造(オランダ積み)平屋建で、屋根は切妻造、桟瓦葺きとし、中央部分に煙出しと採光・換気を兼ねた切妻造の越屋根が付いている。
- 旧事務所棟 - 木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺で、外壁は桧見板張りの大壁形式とし、上部両端を円形に繰った弧形アーチ上の窓が特徴的。小屋組は、寄棟造の洋小屋で、梁行には桁行一間ごとに真束小屋組を組み、妻側に陸梁、方杖、吊束を使ったもので、支援室2の方はこれらトラス構造が見えるように再現している。
- 旧受電室 - 住吉川の北側に独立して建つ。工場の受電室(電気室、変電室とも呼ばれる)であったもので、旧工場(紺屋工場)に併設されていた。煉瓦造(オランダ積み)平屋建で、屋根は切妻造、桟瓦葺の建物で、この煉瓦館で一番古い[6]。
施設情報
[編集]- 開館時間 – 午前9時から午後10時
- 休館日 - 毎月第4水曜日 (休日にあたるときは翌日)
交通アクセス
[編集]周辺施設
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 一般社団法人くまとりにぎわい観光協会ホームページ
- ^ “施設のご案内”. 熊取町. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “赤レンガの綿布工場の再生”. 東畑建築事務所. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “作品詳細 熊取交流センター「煉瓦館」/第26回大阪府知事賞”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2021年11月5日閲覧。
- ^ 熊取町ホームページ
- ^ “煉瓦館の建物について”. 熊取町. 2021年11月5日閲覧。