熊木徹夫
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熊木 徹夫(くまき てつお、1969年 - )は、日本の精神科医。専門は精神病理学。京都市生まれ。
経歴
[編集]1969年生まれ
名古屋市立大学病院精神神経科、豊橋市民病院精神神経科、愛知医科大学付属病院精神科、矢作川病院勤務を経て、2007年、愛知県日進市にあいち熊木クリニックを開院。2014年4月に、名古屋駅近くにビジネスマン専門カウンセリングルーム「戦士の休息」を開設するも、翌年2015年8月10日に、あいち熊木クリニックに併設する「あいくま心理カウンセリング(あいち熊木心理カウンセリングセンター)」への業務移行・統合を理由に閉鎖。
著書
[編集]- 「精神科医になる~患者をわかるということ~」(中央公論新社)ISBN 4-12-101749-8
- 「もう悩まなくていい~精神科医熊木徹夫の公開悩み相談~」(幻冬舎ルネッサンス)ISBN 978-4779000089
- 「精神科のくすりを語ろう―患者からみた官能的評価ハンドブック」(日本評論社)ISBN 4-535-98269-4
- 「精神科薬物治療を語ろう―精神科医からみた官能的評価」(日本評論社)(神田橋條治・兼本浩祐との共著)ISBN 4-535-98281-3
- 「君も精神科医にならないか」(筑摩書房)ISBN 978-4480688286
- 「ギャンブル依存症サバイバル ―パチンコ・スロット・競馬・競輪におぼれる人を救済するため、患者・家族・医療者に贈る指南書」(中外医学社)ISBN 978-4498129764
- 「精神科のくすりを語ろう・その2―患者による官能的評価の新たな展開」(日本評論社)ISBN 978-4535984301
基盤
[編集]熊木の精神医療の基盤は、
- 心身論(漢方医学をバックボーンとする)
- 思春期・青年期精神医学(身体化障害に造詣が深い)
- 精神力動・精神病理学
にある。
官能的精神医学
[編集]現代はやりの医療統計学や生物学的精神医学からは距離をおき、患者と精神科医の主観の復権を旨とした、官能的精神医学(精神科薬物においても、「官能的評価」という五感をフル活動した見方を形成する運動を行っている)の旗手たらんと[要出典]、インターネットやメールマガジンを基点とした活動を行っている。
外部リンク
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