片柳栄一

片柳栄一（かたやなぎ えいいち、1944年7月 - ）は、日本の宗教哲学者、京都大学名誉教授。アウグスティヌスを主として研究した。

来歴

1967年京都大学文学部哲学科（基督教学専攻）卒業。1972年3月京都大学大学院文学研究科博士後期課程宗教学（基督教学）専攻、単位取得退学。1994年（平成6年）「初期アウグスティヌス哲学の形成」で文学博士。関西学院大学助教授→神戸大学教養部助教授→同（神戸大学）国際文化学部教授→1998年（平成10年）京都大学文学研究科教授（1998年度は神戸大学と併任）。2008年（平成20年）定年を迎えて退任。名誉教授の称号を授与。

著書

• 初期アウグスティヌス哲学の形成 第一の探求する自由 創文社 1995年2月

翻訳

• 出会い（ティリッヒ著作集 第10巻）武藤一雄共訳 白水社 1978年
• アウグスティヌス著作集 第16-17巻 創世紀注解 教文館 1994年-1999年
• 聖霊の神学 M.ヴェルカー 大石祐一共訳 教文館 2007年4月

記念論集

• ディアロゴス手探りの中の対話 晃洋書房 2007年3月

参考

• 京都大学文学部の百年