片渕悦久
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片渕 悦久(かたふち のぶひさ、1965年 - )は、日本のアメリカ文学者。大阪大学教授。
略歴
[編集]佐賀県唐津市生まれ。佐賀県立唐津東高等学校出身。1988年佐賀大学教育学部中学英語卒、1995年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学、北陸大学専任講師、1996年同志社女子大学専任講師、2000年同現代社会学部助教授、2003年大阪大学文学研究科助教授、2007年准教授、2013年教授
。2007年「回想・思索・物語 ユダヤ系アメリカ作家としてのソール・ベロー」で大阪大学文学博士。専門はアメリカ文学(ユダヤ系小説)。
著書
[編集]- 『ソール・ベローの物語意識』(晃洋書房) 2007
- 『物語更新論入門』(学術研究出版 / ブックウェイ) 2016
共編
[編集]- 『自己実現とアメリカ文学』(町田哲司共編、晃洋書房) 1998
- 『アイデンティティとアメリカ小説 1950年代を中心に』(町田哲司, 江尻雅一共編、晃洋書房) 2001
- 『アメリカン・スタディーズ入門 自己実現でみるアメリカ』(町田哲司, 江尻雅一共編、萌書房) 2003
- 『新世紀アメリカ文学史 マップ・キーワード・データ』(森岡裕一共編、英宝社) 2004
翻訳
[編集]- 『うちにユダヤ人がいます』(ラーラ・ヴァプニャール、朝日出版社) 2008
- 『アダプテーションの理論』(リンダ・ハッチオン、鴨川啓信, 武田雅史共訳、晃洋書房) 2012
- 『新イディッシュ語の喜び』(レオ・ロステン、広瀬佳司監修、大場昌子, 勝井伸子, 杉澤伶維子, 鈴木久博共編訳、大阪教育図書) 2013