牛久 (映画)
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牛久 | |
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監督 | トーマス・アッシュ |
製作 | トーマス・アッシュ |
音楽 | 寂空 |
撮影 | トーマス・アッシュ |
編集 | トーマス・アッシュ |
配給 | 太秦 |
公開 | 2022年2月26日 |
上映時間 | 87分 |
『牛久』(うしく)は、2021年の日本のドキュメンタリー映画。監督はトーマス・アッシュ。
録音・録画が禁じられた入管の収容施設「牛久入管」(正式名称:東日本入国管理センター ・茨城県牛久)の面会室で隠しカメラにより撮影した被収容者へのインタビュー映像を中心に据え、日本の入管行政の現状を描いた。2021年に山形国際ドキュメンタリー映画祭などで上映された後、2022年2月26日より全国で劇場公開された[1]。
議論
[編集]日本での劇場公開後の2022年4月、映画に出演した被収容者男性からの「約束と違い、自分が伝えたかった話がカットされた」などの告発を伝える記事が発表された[2]。監督と配給会社はは記者会見で声明を発表し、「そのような約束はしていない」などと主張し、また掲載メディアと筆者に対しては謝罪と記事の撤回を求めた[3]。
受賞歴
[編集]- 2020年 ドイツ・第26回「ニッポン・コネクション」映画祭 ニッポン・ドックス賞(観客賞)
- 2021年 韓国・第13回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭アジア部門(最優秀賞)
- 2021年 オランダ・日本映画祭「カメラジャパン」(観客賞)
- 2022年 日本外国特派員協会「報道の自由」賞
出典
[編集]- ^ 國﨑万智 (2022年2月23日). “「ゴキブリ同然」入管の隠し撮り映画が問う、日本の“偽りの共生””. HuffPost. 2024年2月27日閲覧。
- ^ 織田朝日 (2022年4月12日). “「私は映画『牛久』に騙された」外国人収容所での隠し撮り、出演者が怒るワケ”. 日刊SPA!. 2024年2月27日閲覧。
- ^ “2022年4月19日 映画『牛久』の声明対するご意見、ご指摘について” (2022年4月19日). 2024年2月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ドキュメンタリー映画『牛久"Ushiku"』 (@ushikufilm) - X(旧Twitter)
- 牛久 - allcinema
- 牛久 - KINENOTE
- Ushiku - IMDb