物語る私たち
物語る私たち | |
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Stories We Tell | |
監督 | サラ・ポーリー |
脚本 | サラ・ポーリー |
製作 | アニタ・リー |
製作総指揮 | シルヴァ・バスマジアン |
出演者 | マイケル・ポーリー |
音楽 | ジョナサン・ゴールドスミス |
撮影 | アイリス・ン |
編集 | マイケル・マン |
公開 |
2012年10月12日 2008年5月31日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | カナダ |
言語 | 英語 |
『物語る私たち』 (Stories We Tell) は、2012年のカナダの映画。
ストーリー
[編集]サラ・ポーリーが、彼女自身の出生の秘密を軸として亡き母と家族の姿を描くドキュメンタリー。
サラの母、ダイアンは最初の結婚で2人の子どもを、次の結婚でマイケルとのあいだに3人の子どもをもうけた。サラが11歳のとき、ダイアンはガンで亡くなった。サラの父マイケルは、ダイアンの死後、男手一つでサラを育てた。あるとき、父と兄弟姉妹が集まった際、誰かが冗談を言い出す、「サラだけ父さんに似てないね」——。
明るく活動的だったダイアン、彼女はかつて舞台に出演するために7週間のあいだ家族と離れてモントリオールに行ったことがあった。そのとき3人の共演者の誰かと浮気してサラが生まれたーーそんな憶測が家族で話し合われた。「そういえば生まれたサラが赤毛だったことを、母さんはわざとらしく不思議がっていた、あれは……」。憶測が憶測を呼び、話はもはや冗談では済まされなくなっていた。
成長し、その事を知らされたサラは事実を確かめるために、共演者のひとり・ジェフに会うことにする。彼も赤毛だったため、父親候補としてもっとも有力だと家族も両親の友人たちも思っていた。 ところが、いざ会ってみるとジェフはどうも要領を得ず、母との関係も否定する。だが何か隠しているような様子。
果たしてサラの本当の父親は誰なのか——意外な事実が明らかになる。 サラは、この物語を自ら映画にすることを通して、自分と母をめぐって人々が物語ることの真実に迫ろうとする。
出典
[編集]合同会社 東風(日本での配給会社) https://tofoofilms.co.jp/catalog/catalog-499/
受賞
[編集]- ロサンゼルス映画批評家協会賞 2013 最優秀ドキュメンタリー賞
- ニューヨーク映画批評家協会賞 2013 最優秀ドキュメンタリー賞
- ナショナル・ボード・オブ・レビュー 2013 最優秀ドキュメンタリー賞
- トロント映画批評家協会賞 最優秀ドキュメンタリー賞 最優秀カナダ映画賞
- ブラチスラバ国際映画祭 2013 最優秀ドキュメンタリー賞
- カナダ監督組合賞 2013 ドキュメンタリー賞
- 山形国際ドキュメンタリー映画祭 2013 コンペティション部門 正式招待
- 全米脚本家組合賞 2014 最優秀ドキュメンタリー脚本賞