紀の川河口大橋
表示
紀の川河口大橋 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 和歌山県和歌山市湊五丁目 - 湊 |
交差物件 | 紀の川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 和歌山県道148号和歌山港北島線 |
管理者 | 和歌山県 |
施工者 | 松尾・高田・酒井・春本JV |
開通 | 1992年(平成4年)1月31日 |
座標 | 北緯34度13分29.8秒 東経135度8分40.7秒 / 北緯34.224944度 東経135.144639度 |
構造諸元 | |
形式 | 連続箱桁橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 521.300 m |
幅 | 11.290 m |
最大支間長 | 113.500 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
紀の川河口大橋(きのかわかこうおおはし)は、紀の川に架かる和歌山県道148号和歌山港北島線の桁橋である。かつては、和歌山県道路公社が管理する有料道路であった。
和歌山県和歌山市湊五丁目(湊地区)と同市湊(砂山地区)とを結び、橋長は521.3 m(メートル)である。1992年(平成4年)1月31日に開通した[1]。
概要
[編集]- 形式 - 鋼5径間連続箱桁橋
- 橋格 - 1等橋 (TL-20)
- 橋長 - 521.300 m
- 支間割 - (86.700 m + 3×113.500 m + 92.500 m)
- 幅員
- 総幅員 - 11.290 m
- 有効幅員 - 10.250 m
- 車道 - 7.750 m
- 歩道 - 片側2.500 m
- 床版 - 鋼床版
- 総鋼重 - 2443 t
- 最急縦断勾配 - 6.0 %
- 施工 - 松尾橋梁[注釈 1]・高田機工・酒井鉄工所・春本鐵工所[注釈 2]共同企業体
- 架設工法 - フローティングクレーン一括架設工法
- 総事業費 - 33億円[1]
歴史
[編集]- 1992年(平成4年)1月31日 - 開通[1]
- 2008年(平成20年)9月8日 - 10月7日 : 通行料金無料化社会実験が行われる。6時 - 9時の間のみ全車種無料で通れた[3]。
- 2010年(平成22年)8月1日 - 和歌山県道路公社廃止に伴い無料開放[4]。
通行料金
[編集]下記は、有料当時のもの。料金所は南詰に設置されていた。その先の三叉路で本線(青岸橋)とランプとに分かれる。
車両区分 | 通行料 |
---|---|
普通車 | 100円 |
中型車 | 100円 |
大型車 | 150円 |
軽自動車 | 100円 |
二輪自動車 | 100円 |
自転車 | 10円 |
名称について
[編集]標識では「紀の川河口大橋」、地形図や道路地図では「紀の川河口大橋」または「紀ノ川河口大橋」と表記されている事が多いが、石碑には愛称の「みなと大橋」と書かれている。
周辺施設
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 現・IHIインフラシステム
- ^ 現・駒井ハルテック
出典
[編集]- ^ a b c “みなと大橋が開通”. 県民の友 (和歌山市: 和歌山県知事公室 広報公聴課) 2月号 (642). (1992) 2013年12月27日閲覧。.
- ^ 『橋梁年鑑 平成5年度版【平成3年度完工】』 59頁・206頁・207頁。
- ^ 和歌山県県土整備部道路. “紀の川河口大橋の通行料無料化社会実験は終了しました”. 和歌山県. 2022年8月28日閲覧。
- ^ 和歌山県県土整備部道路. “紀の川河口大橋有料道路の無料開放について”. 和歌山県. 2022年8月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 『橋梁年鑑 平成5年度版【平成3年度完工】』(PDF)日本橋梁建設協会、1993年9月27日、59, 206, 207頁 。